寄り道研究所

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バットマン・ビギンズはお奨め☆☆☆☆

2005年07月02日 | Movie
宇宙戦争の消化不良から一晩、バットマン・ビギンズに大きな不安を持ちながら観てきました。

バットマンに感じる不安とは
ダークな雰囲気を出すためなのでしょうか暗い画面にしているので、登場人物も見にくい
画面も暗いけどバットマンも陰気くさい
最後に「続く」みたいな感じで、終わっても爽快感がない

悪がはびこるゴッサムシティを変えようと私財を投じる父と母を殺され、悪を憎む心と復讐に心を奪われるブルースウェインがバットマンになるまで
えらく簡単なストーリーといえばそれまでなのですが、

スピード感・初代バットマンカーの存在感は抜群
クラシックとSFが溶け合った不思議なリアリティがあるゴッサムシティ
人間らしい苦悩じゃなくてヒーローとして成長を感じさせるストーリー

とにかくエンターテイメントに徹した、スクリーンで観てほしい映画です。
だから☆×4
となると、昨日の宇宙戦争は一個下げて☆×2にしないといけないような。
映画は前評判だけではないのですね。
失敗を覚悟で観る勇気も必要かと再認識。

一つ不思議なのは渡辺謙さんの出番が最初のほんのちょっとだけで、ほとんど意味がないのです。