昨日のアルバイトも無事終わりました
むかーしむかし 私がたぶん小学生くらいの頃
『細腕繁盛記』 というドラマがありました
伊豆の旅館が舞台でおかみさんの悪戦苦闘を描いていたように記憶しています
私は『おかみ』ではありませんが
似たようなお仕事ですので 悪戦苦闘ぶりを振り返ると
平成 （爆笑）細腕繁盛記 なるものが書けそうな気がします
が…残念ながら文才がないので
そこまでおもしろおかしく書くことはできません
昨日の担当は 美術館の敷地の中にあるお部屋
外から見るとこんな感じ
廊下は 歩くたび 鴬張りのような音がします
（私の体重のせいではないようです）
まず、『雨戸』をあけるのですが
全然開けることができません
見かねた先輩は他の用事を言いつけてくれました
半年働いたとはいえ、やっと一通りの仕事をやったという感じですので
たいしたお役にはたてません
『打ち水』を頼まれたときには
日もどっぷり暮れ、辺りは真っ暗 しかも外灯もありません
確か玄関を出て…このあたりにジョーロがあったはず…
あ、ジョーロらしき影
よかった～ と思ってつかんだら
痛っ
ジョーロはブリキ製（と言ってもわからないかな）
変なところをつかむと指がきれてしまう代物
次に使う人はもしかしたらついているであろう『血』を見て
不思議に思うことでしょう
そんな昭和な感じの建物は
国の有形文化財に指定されているようで
室内禁煙です
どうしてもタバコを吸いたい人は玄関の外で吸います
タバコ嫌いの私にとっては唯一のメリットです
お店側から見える美術館のお庭はこんな感じ
この左側の建物がお店の一部
先週はこの２階が担当でした
そして昨日の担当が正面に見えるおうち
秋にはこのお庭で
『十五夜の宴』 や 『十三夜の宴』 が催されます
お弁当作りにも参加しましたが
お客様で来たいお店です
尊敬する先輩方は相変わらずみんなやさしくて
なかには ハグしてくれる先輩もいて
うれしさ倍増です
私にもう少し能力があったら ずっと働きたかったです
テキパキと仕事をこなし
気遣いができ 優雅な立ち居振る舞い
そういう人は家庭のこともちゃんとしているはず
（私は家のことでも精一杯）
本当にかっこいい女性の集まりです
憧れちゃいます
でも、憧れだけでは勤まりません
今まで学んだことを生かして
毎日の生活を楽しもうと思います
いいんじゃないの
ボクのお世話が第一優先さ
今朝の富士山
7：16
風もなく穏やかな土曜の午前中です