食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

アラビア語講座から~~

2018-10-19 06:57:58 | 日記

歴史好き歯医者のひとり言~  早寝早起きが習慣づいてしまい、深夜まで起きていることはめったにありません。 先日、久しぶりに深夜の12時半までまぶたを閉じずにいましたら、Eテレで、「アラビア語講座」的な番組が放映されていました。 その中で、イブン・バットゥータの紀行文を紹介しておりました。 馴染みのない名前でしょうが、モロッコに生まれ、アジア、アフリカを旅してイスラム世界の情報を口述筆記により、旅行記にまとめた有名な旅行家です。 地理的・歴史的記述の正確さはさることながら、人間味にあふれ、エンターテイメントとしても楽しめる、第一級の紀行文のようです。 ところで、同じような業績を残した人物に、イタリア生まれのマルコポーロがいますね。こちらのほうは、大方がご存知でしょう。 イタリア食の代表格、「パスタ」。 これは、マルコポーロが旅行の際、中国からイタリアに持ち込んだのが始まり、という説があります。 近年の研究から、どうやら疑わしい、に軍配が上がるようですが、僕は、夢を大事に、信じております。