
お前はもう 死んでいる
そんな名セリフが聞こえてくるケンシロウ。
これは一世を風靡した漫画北斗の拳。
今日なにか小説でも買おうと思いブックオフに立ち寄る。
しかし気付いた時には漫画コーナーで北斗の拳を
大人読み。
この北斗の拳。実はちゃんと原作本を全部
持っていたのだ。それが転勤の際実家に置いてきた
ところ、父親が職場にご奉仕してしもうた。
あちゃぁ...まっいいっかと思ってたけど、
たま~に強烈に読みたくなる。なのでブックオフ。

北斗の拳がなぜそんなに男達の心を掴んだのか。
はたまた女性ファンまで取り込めたのか。
それはひとえにサブキャラの個性だと思うのです。
もちろん、ケンシロウ、ラオウは別格だけど、
彼らを取り巻くサブキャラ達が素晴らしかった。
シン、南斗水鳥拳のレイ、南斗五車星より雲のジュウザ、山のフドウ。
ケンシロウを救う為に自らの目を提供した仁星のシュウ。
そしてそのシュウをケンシロウの目の前で殺害した血も涙もない男
聖帝サウザー。
こうした様々なキャラによって、ケンシロウがひき立てられていたのだ。
後にファルコ、シャチ、カイオウとまた出てくるのだけど、
やはり一番の盛り上がりを見せたのが南斗最後の将を巡る
戦いではなかっただろうか。
忘れてならないのが、悪役としてナンバー1の人気を誇った
聖帝サウザー。
確かに彼には血も涙もない。有名なセリフに..
愛などいらぬ!
ひ・・・・退かぬ!! 媚びぬ 省みぬ!!
この聖帝サウザー。実は誰よりも愛が深き故に...
愛が深いが為に悲しみと苦しみを背負い、その時から
愛を捨てたという、悲しき男であったのだ。
だから、ヒール役というよりは、悲しき闘将に近い。
よって絶大な支持を得ることとなる。
前半にケンシロウを唯一フルぼっこにした闘将である。
サウザー最後の時
北斗の拳は、こうしたサブキャラによって
さらなる人気を得たのですね。
愛など...
愛などいらぬ!
聖帝サウザー編でした

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