この写真は、今朝能登から金沢に向かう途中、撮影したものです。(富山湾に浮かぶ島は「虻が島」。詳細はページ末尾)
この季節、能登半島から、富山湾を挟んでお向かいの立山連峰がこのように黒く見える日は、フェーンが発生するか、暑くなる日のような気がします。
車のラジオからは、各地で快晴とも報告されていますが、北陸はまだしっかり梅雨。
特に今年はあまり雨が降っていないようなので、夏に向けて水源的にも作物的にももう少し降って欲しいものです。
昨日の朝もほとんど同じように立山連峰が見えていました。
昨日は、岐阜県の奥美濃地域で仕事があり、例によって能越道・東海北陸道を乗り継いでドライブがてら行ってきました。
奥美濃地域は、中部圏以外の方には判りにくいかもしれません。
調べてみると、ありました。
奥越前・奥美濃広域観光ガイドなるサイトに「広域マップ」が。
「なんで、美濃(岐阜)と越前(福井)なの?」と不思議に思われるかもしれません。
奥美濃は、急峻な油坂峠を挟んで西隣の福井県大野・勝山地域と相当古くから往来があるようで、かつて国鉄時代に越美北線が福井から九頭竜ダムまで、越美南線が岐阜から白鳥町北濃まで走っていました。
白山の山並みを越えて両地域を結ぼうという壮大な構想は、途半ば。
現在も北線の方はJR線ですが(一部2年前の台風で橋が流され、未復旧のはず)、南線の方は第三セクターとなり現在では長良川鉄道となっています。
奥美濃地域は、北側が太平洋と日本海の分水嶺となっています。国道156号線を走っても、東海北陸道を走っても、はっきりそれと判る蛭ヶ野高原(ひるがのこうげん)。
これを挟んで日本海側には世界遺産登録された白川郷。北東部には、小京都高山市の飛騨地域、南東部は、下呂温泉で有名な下呂地域と接しています。
つまり、北、西と東を険しい山々に挟まれた長良川沿いの上流・中流域です。
平安時代には貴族たちにも一生に一度は見てみたいと思われていたという霊峰白山の美濃からの登り口としても、古い歴史があるそうです。
この地域は、郡上おどりで有名な郡上八幡などの町村が合併して誕生した郡上市となっています。
郡上おどりは、越中八尾のおわら風の盆とともに、いつか拝見してみたい風情豊かな盆踊りです。
さて今回は先月、奥美濃の仕事で知り合った「おば様」を訪ねて、この郡上八幡から和良へ向かいました。この道は現在は国道256号ですが、和良街道としてかなり歴史がある道らしいのですが、地図では相当な九十九折の峠越えのようです。ただ、距離的にはそれほどでもなさそうなので、30分もあれば着くだろうと暢気なものでした。行く前までは…
ところが行く手に待っていたのは、堀越峠。
全長約7Kmで標高差300mを一気に登る難所。人によっては「日光イロハ坂以上の難所」とも(My郡上八幡「堀越峠」より)
路線バスなど大型車両は、通れないのではないかと思うようなヘアピンカーブの連続でした。しかも片方は、切り立った山肌、一方は深い谷。「落石注意」とありますが、どうやって注意せよというのか…
でも、許された時間はあまりありません。
ワンボックスなのですが、止む無くガンガンコーナーを攻めて行きます。(それなりの車ではありませんから、言うほどでもないのですが…)
ほんとうに、この先に集落があるのだろうか…
思わずこんな疑問も沸いてきます。(地元にお住まいの方、ごめんなさい。)
ただ、この道は下呂・高山を通る国道41号と長良川沿いの156号を結ぶ道の一つなので、観光バスも含めてそこそこの交通量があるのだそうです。
驚き…
峠を一旦、越えるとあら不思議。まるで平らな道が続きます。
台形のケーキの淵を登って、平らな面に出てきたような感じです。
のどかで良いところです。
どこか、奥能登の景色にも似ています。
あとから地図をよ~く見ると、堀越峠が東西の分水嶺になっていて、ここからは東に川が流れ下呂に向かって流れています。厳しい分水嶺を挟んだ町村合併…
目指す道の駅・和良は、程なく見つかりました。
ただ、目的は道の駅ではなく、同じ敷地に立っている「ちんちろ屋」さん。どうみても普通の特産品売り場です。
が…ここの切り盛りをしている大澤のおばちゃまは、只者ではない!
ニコニコしながら自分たちの地域の良いところ、このおみやげ物の内緒話、あの特産品の話…。眼が輝いているとは、ほんとうにこの方のためにあるような気さえしてくるほどです。
後から地元の方に伺うと、やっぱり大澤さんの話を聞くと「買わんといけんような気になる」とのこと…。皆おんなじ(^^;ゞ
で、先月さんざん自慢話をされた「長寿カレーだんご」1本60円也を食べにわざわざ訪ねたという次第。(僕も、随分物好き…)
本当は、時間もあまりないことですし、見つからないように隠密で訪ねたかったのですが、やはり無理でした。あっさり発見されて仕舞い、お話に惹き込まれることに。
和良地区は、男性の長寿日本一なのだそうで、そこからお団子も「長寿だんご」と命名されたそうです。
ちなみに、女性長寿日本一は沖縄県。(市町村単位ではどちらでしょうか?)
当初、長寿だんごは甘辛タレのみだったそうです。このタレやカレーに隠し味として「地元産アガリクス」が入っているのだとか。よくよく伺うと、アガリクスの栽培は、1~2軒で取り組んでいる地元産というようなものではなく、和良地区を上げて取り組んでいるれっきとした地域特産品でした。
この6月には菓子業界紙にも掲載されたとか。マスコミにも結構取り上げられているようです。暖簾の上のサインはどなたか忘れましたが、私でも知っている方でした。
遠くから訪ねてこられる方があったり、定期的にアガリクスを知人宅に届けるよう依頼注文を受けたり、昨日(9日)の日曜日にはトイレに行く暇も無いほどの賑わいだったこと…。お話を伺っていると延々と終わりが来そうにありません。(^^;ゞ
人が好き、地域が好き、お客さんとの会話・交流が好き…伝わってきます。
肝心のカレーだんごが焼き上がり、早速頂きました。
これが旨いっ!
自慢するだけのことはありますね。やはり。峠越えてきて良かった…
(ちなみに、団子の写真のリンク先ページ、下の方に大澤さんの写真があります)
だんごは、豆腐をベースに上新粉と合わせて作っているそうで、歯にくっつきません。これなら、飲み込みの力が弱っているお年寄りにも安心して食べてもらえそうです。
漬けタレのカレーもコクがあって、思わず指で全部頂いてしまいました。(ちょっと下品ですが)
ここのカレーは、奥美濃地域のレストランで取り組んでいる「奥美濃カレー」の認定を受けているそうで、店頭の幟はその証のようです。
この認定には、テレビチャンピオンのカレー勝負で優勝したパク森氏(横濱カレーミュージアムページ)が関わっているそうです。
結局、他にお客も無い昼前の月曜日。気づくと小一時間も話し込んでしまいました。
まだ話したり無そうですが、時間切れです。「また、今度ねぇ~」と失礼します。
先ほど登ってきた峠道を今度は、下ります。
行く手にこれから通る道が見え隠れしています。
こんな道を登ってきたのか…
途中から国道を離れ、やや岐阜よりに別れる方に道をとって、どんどん降りてゆきます。前には2台のランドクルーザ。負けじと(こんな処で負けん気出さんでも…)ハンドルを捌きます。
国道156号に戻り、奥美濃カレーパンフレットで見つけた認定店のラーメン店・重楽さんに行きました。
伺ったお話によると、メニューによって麺の作り方を変えて製麺所に注文しているというこだわりの店主らしいです。
店内には、道場六三郎さんと撮った写真も壁に貼ってあり、複数の受賞暦をお持ちのようです。
先ほどのカレー団子のカレーの味なら、選択の余地なし。迷わず「ベトコンカレーラーメン」を注文します。
カレーうどんは聞いたことがありますが、カレーラーメンは初めて。
いつもならブログ用にまず写真を撮るのですが、それも忘れて(時間もなかったし)食べ始めます。
麺の量を上回る野菜、とくにモヤシの量!
トッピングのそぼろ肉は、おそらく奥美濃古地鶏。(奥美濃古地鶏にも認定制度があるようです)なんと表現してよいのか、とても深い味わいがあって美味しいです。ルゥの中にもお肉があり、こちらはそぼろではないのですが、やはり美味しい。
カレーうどんと同様にこちらのカレーもかなりシャバシャバにしてあります。麺は縮れていません。しばらくして気づいたのですが、普通のラーメンと違ってカレーが絡みやすいので意図的にそうしているのでは?
夢中で食べていると、中から粒ニンニクが出てきました。丁寧に焼いてあります。ホクホクのユリネのよう。しかも、4~5個入っています。
ニンニク好きには、たまりません。これから会議ですが、これほどしっかり過熱してあれば大丈夫でしょう…きっと…(^^;ゞ
普通のカレーうどんなら、迷わずルゥは残しますが、このラーメンのルゥは勿体無い…
時間があれば是非ライスを注文して全部頂きたいと思いました。
これで730円とは、勝負していますね~
今度、こちらに伺うときは、元祖郡上ラーメンやベトコンラーメンにも挑戦してみたいとおもいました。
そうそう「ベトコンラーメン」の由来も…調べるとなんとブログにこのお店のお話があるではないですか。ベトナム戦争絡みかと内心心配していましたが、なんと「ベストコンディション」の略で「食べたら体調が良くなる」のだとか…ははは…(詳細は、下記を)
午後からの会議で伺うと、重楽さんの店主の原さん(上のラーメンの写真のリンク先ページ下にお顔の写真があります)は、かつて某ホテルのシェフだったとか。地域でも有名な相当の拘り派のようでした。
会議は4時間あまり。途中2時間半ほど、立ちっぱなしでした。(何故か)
こうして、往復約500Km。
帰宅すると、さすがに疲れがドット出ました。
なんだか、出張・旅行記なんだか、食べ歩記なんだかわからない記事になっちゃいました。やっぱり食いしん坊なんですね~
●富山湾と虻が島について
・海越しの立山連峰と虻が島(2004-03-20):「あ」さんの「デジカメで綴る旅の想ひ出写真館」
・能登立山シーサイドライン:氷見
・虻が島越しに望む立山連峰:ライブカメラ(氷見市)
●郡上市の観光
・郡上市観光連盟
●堀越峠の詳細
・堀越峠(国土交通省岐阜国道事務所):歴史など
・あめふらしさんの3ケタ国道放浪記から「国道256号線(4)」:走りやすさ、交通量などかなり詳細な実走レポート
●和良の詳細
・和良地域(旧和良村)の紹介
・和良観光協会
●ベトコンラーメンについて
・遂に明かされた!郡上八幡「ベトコンラーメン」の謎!(2003-12-15):やまけんさんの「出張食い倒れ日記」
・謎の「ベトコンラーメン」、その真相??に迫る
この季節、能登半島から、富山湾を挟んでお向かいの立山連峰がこのように黒く見える日は、フェーンが発生するか、暑くなる日のような気がします。
車のラジオからは、各地で快晴とも報告されていますが、北陸はまだしっかり梅雨。
特に今年はあまり雨が降っていないようなので、夏に向けて水源的にも作物的にももう少し降って欲しいものです。
昨日の朝もほとんど同じように立山連峰が見えていました。
昨日は、岐阜県の奥美濃地域で仕事があり、例によって能越道・東海北陸道を乗り継いでドライブがてら行ってきました。
奥美濃地域は、中部圏以外の方には判りにくいかもしれません。
調べてみると、ありました。
奥越前・奥美濃広域観光ガイドなるサイトに「広域マップ」が。
「なんで、美濃(岐阜)と越前(福井)なの?」と不思議に思われるかもしれません。
奥美濃は、急峻な油坂峠を挟んで西隣の福井県大野・勝山地域と相当古くから往来があるようで、かつて国鉄時代に越美北線が福井から九頭竜ダムまで、越美南線が岐阜から白鳥町北濃まで走っていました。
白山の山並みを越えて両地域を結ぼうという壮大な構想は、途半ば。
現在も北線の方はJR線ですが(一部2年前の台風で橋が流され、未復旧のはず)、南線の方は第三セクターとなり現在では長良川鉄道となっています。
奥美濃地域は、北側が太平洋と日本海の分水嶺となっています。国道156号線を走っても、東海北陸道を走っても、はっきりそれと判る蛭ヶ野高原(ひるがのこうげん)。
これを挟んで日本海側には世界遺産登録された白川郷。北東部には、小京都高山市の飛騨地域、南東部は、下呂温泉で有名な下呂地域と接しています。
つまり、北、西と東を険しい山々に挟まれた長良川沿いの上流・中流域です。
平安時代には貴族たちにも一生に一度は見てみたいと思われていたという霊峰白山の美濃からの登り口としても、古い歴史があるそうです。
この地域は、郡上おどりで有名な郡上八幡などの町村が合併して誕生した郡上市となっています。
郡上おどりは、越中八尾のおわら風の盆とともに、いつか拝見してみたい風情豊かな盆踊りです。
さて今回は先月、奥美濃の仕事で知り合った「おば様」を訪ねて、この郡上八幡から和良へ向かいました。この道は現在は国道256号ですが、和良街道としてかなり歴史がある道らしいのですが、地図では相当な九十九折の峠越えのようです。ただ、距離的にはそれほどでもなさそうなので、30分もあれば着くだろうと暢気なものでした。行く前までは…
ところが行く手に待っていたのは、堀越峠。
全長約7Kmで標高差300mを一気に登る難所。人によっては「日光イロハ坂以上の難所」とも(My郡上八幡「堀越峠」より)
路線バスなど大型車両は、通れないのではないかと思うようなヘアピンカーブの連続でした。しかも片方は、切り立った山肌、一方は深い谷。「落石注意」とありますが、どうやって注意せよというのか…
でも、許された時間はあまりありません。
ワンボックスなのですが、止む無くガンガンコーナーを攻めて行きます。(それなりの車ではありませんから、言うほどでもないのですが…)
ほんとうに、この先に集落があるのだろうか…
思わずこんな疑問も沸いてきます。(地元にお住まいの方、ごめんなさい。)
ただ、この道は下呂・高山を通る国道41号と長良川沿いの156号を結ぶ道の一つなので、観光バスも含めてそこそこの交通量があるのだそうです。
驚き…
峠を一旦、越えるとあら不思議。まるで平らな道が続きます。
台形のケーキの淵を登って、平らな面に出てきたような感じです。
のどかで良いところです。
どこか、奥能登の景色にも似ています。
あとから地図をよ~く見ると、堀越峠が東西の分水嶺になっていて、ここからは東に川が流れ下呂に向かって流れています。厳しい分水嶺を挟んだ町村合併…
目指す道の駅・和良は、程なく見つかりました。
ただ、目的は道の駅ではなく、同じ敷地に立っている「ちんちろ屋」さん。どうみても普通の特産品売り場です。
が…ここの切り盛りをしている大澤のおばちゃまは、只者ではない!
ニコニコしながら自分たちの地域の良いところ、このおみやげ物の内緒話、あの特産品の話…。眼が輝いているとは、ほんとうにこの方のためにあるような気さえしてくるほどです。
後から地元の方に伺うと、やっぱり大澤さんの話を聞くと「買わんといけんような気になる」とのこと…。皆おんなじ(^^;ゞ
で、先月さんざん自慢話をされた「長寿カレーだんご」1本60円也を食べにわざわざ訪ねたという次第。(僕も、随分物好き…)
本当は、時間もあまりないことですし、見つからないように隠密で訪ねたかったのですが、やはり無理でした。あっさり発見されて仕舞い、お話に惹き込まれることに。
和良地区は、男性の長寿日本一なのだそうで、そこからお団子も「長寿だんご」と命名されたそうです。
ちなみに、女性長寿日本一は沖縄県。(市町村単位ではどちらでしょうか?)
当初、長寿だんごは甘辛タレのみだったそうです。このタレやカレーに隠し味として「地元産アガリクス」が入っているのだとか。よくよく伺うと、アガリクスの栽培は、1~2軒で取り組んでいる地元産というようなものではなく、和良地区を上げて取り組んでいるれっきとした地域特産品でした。
この6月には菓子業界紙にも掲載されたとか。マスコミにも結構取り上げられているようです。暖簾の上のサインはどなたか忘れましたが、私でも知っている方でした。
遠くから訪ねてこられる方があったり、定期的にアガリクスを知人宅に届けるよう依頼注文を受けたり、昨日(9日)の日曜日にはトイレに行く暇も無いほどの賑わいだったこと…。お話を伺っていると延々と終わりが来そうにありません。(^^;ゞ
人が好き、地域が好き、お客さんとの会話・交流が好き…伝わってきます。
肝心のカレーだんごが焼き上がり、早速頂きました。
これが旨いっ!
自慢するだけのことはありますね。やはり。峠越えてきて良かった…
(ちなみに、団子の写真のリンク先ページ、下の方に大澤さんの写真があります)
だんごは、豆腐をベースに上新粉と合わせて作っているそうで、歯にくっつきません。これなら、飲み込みの力が弱っているお年寄りにも安心して食べてもらえそうです。
漬けタレのカレーもコクがあって、思わず指で全部頂いてしまいました。(ちょっと下品ですが)
ここのカレーは、奥美濃地域のレストランで取り組んでいる「奥美濃カレー」の認定を受けているそうで、店頭の幟はその証のようです。
この認定には、テレビチャンピオンのカレー勝負で優勝したパク森氏(横濱カレーミュージアムページ)が関わっているそうです。
結局、他にお客も無い昼前の月曜日。気づくと小一時間も話し込んでしまいました。
まだ話したり無そうですが、時間切れです。「また、今度ねぇ~」と失礼します。
先ほど登ってきた峠道を今度は、下ります。
行く手にこれから通る道が見え隠れしています。
こんな道を登ってきたのか…
途中から国道を離れ、やや岐阜よりに別れる方に道をとって、どんどん降りてゆきます。前には2台のランドクルーザ。負けじと(こんな処で負けん気出さんでも…)ハンドルを捌きます。
国道156号に戻り、奥美濃カレーパンフレットで見つけた認定店のラーメン店・重楽さんに行きました。
伺ったお話によると、メニューによって麺の作り方を変えて製麺所に注文しているというこだわりの店主らしいです。
店内には、道場六三郎さんと撮った写真も壁に貼ってあり、複数の受賞暦をお持ちのようです。
先ほどのカレー団子のカレーの味なら、選択の余地なし。迷わず「ベトコンカレーラーメン」を注文します。
カレーうどんは聞いたことがありますが、カレーラーメンは初めて。
いつもならブログ用にまず写真を撮るのですが、それも忘れて(時間もなかったし)食べ始めます。
麺の量を上回る野菜、とくにモヤシの量!
トッピングのそぼろ肉は、おそらく奥美濃古地鶏。(奥美濃古地鶏にも認定制度があるようです)なんと表現してよいのか、とても深い味わいがあって美味しいです。ルゥの中にもお肉があり、こちらはそぼろではないのですが、やはり美味しい。
カレーうどんと同様にこちらのカレーもかなりシャバシャバにしてあります。麺は縮れていません。しばらくして気づいたのですが、普通のラーメンと違ってカレーが絡みやすいので意図的にそうしているのでは?
夢中で食べていると、中から粒ニンニクが出てきました。丁寧に焼いてあります。ホクホクのユリネのよう。しかも、4~5個入っています。
ニンニク好きには、たまりません。これから会議ですが、これほどしっかり過熱してあれば大丈夫でしょう…きっと…(^^;ゞ
普通のカレーうどんなら、迷わずルゥは残しますが、このラーメンのルゥは勿体無い…
時間があれば是非ライスを注文して全部頂きたいと思いました。
これで730円とは、勝負していますね~
今度、こちらに伺うときは、元祖郡上ラーメンやベトコンラーメンにも挑戦してみたいとおもいました。
そうそう「ベトコンラーメン」の由来も…調べるとなんとブログにこのお店のお話があるではないですか。ベトナム戦争絡みかと内心心配していましたが、なんと「ベストコンディション」の略で「食べたら体調が良くなる」のだとか…ははは…(詳細は、下記を)
午後からの会議で伺うと、重楽さんの店主の原さん(上のラーメンの写真のリンク先ページ下にお顔の写真があります)は、かつて某ホテルのシェフだったとか。地域でも有名な相当の拘り派のようでした。
会議は4時間あまり。途中2時間半ほど、立ちっぱなしでした。(何故か)
こうして、往復約500Km。
帰宅すると、さすがに疲れがドット出ました。
なんだか、出張・旅行記なんだか、食べ歩記なんだかわからない記事になっちゃいました。やっぱり食いしん坊なんですね~
●富山湾と虻が島について
・海越しの立山連峰と虻が島(2004-03-20):「あ」さんの「デジカメで綴る旅の想ひ出写真館」
・能登立山シーサイドライン:氷見
・虻が島越しに望む立山連峰:ライブカメラ(氷見市)
●郡上市の観光
・郡上市観光連盟
●堀越峠の詳細
・堀越峠(国土交通省岐阜国道事務所):歴史など
・あめふらしさんの3ケタ国道放浪記から「国道256号線(4)」:走りやすさ、交通量などかなり詳細な実走レポート
●和良の詳細
・和良地域(旧和良村)の紹介
・和良観光協会
●ベトコンラーメンについて
・遂に明かされた!郡上八幡「ベトコンラーメン」の謎!(2003-12-15):やまけんさんの「出張食い倒れ日記」
・謎の「ベトコンラーメン」、その真相??に迫る