フランス映画の名作。
衝撃的な映画が、「シェルブームの雨傘」。
主役の女優が、カトリーヌ・ドヌーブ。
ミュージカル映画であるが、普通に話す台詞(せりふ)が無い。
それが、驚きの一つ。
全編、画面(映像)が綺麗。
映画評論家を自称する方には、見過ごせない映画。
フランス語では、歌えないが、英語は、次の歌詞。
「If it takes forever, I will wait for you,
For a thousand summers, I will wait for you,
Till you’re back beside me,
Till I’m holding you,
Till I hear you sigh here in my arms. 」
空で歌えるぐらい好きな歌の一つ。
閑話休題:
「映像が綺麗」を理解させるオープニング・シーン。
http://www.youtube.com/watch?v=015qDUY_k5k
「シェルブールの雨傘」を歌っている場面。(前半部分)
http://www.youtube.com/watch?v=KIu8RsMFYXI
この「シェルブールの雨傘」を歌っている好きな場面は、二人が、傘を差しながら、自転車を押しているシーン。
もちろん、台車の上に乗って撮られていると思うが、綺麗な映像の一例。
残念ながら、YouTubeからは探しきれていないので、DVDで見て欲しい。
閑話休題:
オープニングを良く見て頂くと、文字をいれることを意識した映像と分かる。
真上から見た傘で、画面のどこを通すかを考えて映像ができている。
傘が、タイトルを邪魔していない。
タイトルを強調して見せるため、傘を入れている。
大きな大人がぶつかる様に通行したり、
画面の端を歩いたり、不自然さも納得。
良く考えてみると、雨が降り出して間もないのに、レインコートを羽織っているのも可笑しい。
広場なのに、真上だけ、雨が滝のように流れるのも可笑しい。
しかし、映像は、遠近法のように、真下に雨が落ちている映像は、綺麗。
(たまたま、撮れた映像だったのかも知れない)
このオープニングのシーンでは雨が降っているが、本当の最初のシーンで港を映している遠景を良く見てみると、遠くの空は晴れていた。
YouTubeで検索した映像が、雪のガソリンスタンドのシーンだったら、最後のシーンなので、初めて見て感動したい人は見ないこと(落ちバレ映像です)。