第二十六番大吉
(中略)
願ひ事叶ふ(ねがひことかなふ)
待人來る(まちびときたる)
失物出べし(うせものいづべし)
賣買買て大に利有(うりかひかひておほいにりあり)
疾病本復すべし(やまひほんぷくすべし)
方角、東南方吉(ほうがく、ひがしみなみかたきち)
公事爭ひ事勝つ(くじあらそひことかつ)
家造、わたまし、縁談、旅行、奉公等何れも大によし(やつくり、わたまし、ゑんだん、たびだち、ほうこうとういづれもおほいによし)
さて、最後の文に、「わたまし」とある。
わたましは、移徙、渡座と書く。
1.転居。とのうつり。転宅。移徙。
2.神輿(しんよ)の渡御を敬っていう語。
3.「わたましのいわい」の略。
(広辞苑:第6版)
わたましは、引越しの意味だった。
意外な言葉で、勉強になった。
休題:
御神籤の順番は、次のとおり。
■7段階の場合の縁起の良い順番
大吉 >中吉 >小吉 >吉 >末吉 >凶 >大凶
小吉、吉、末吉の順が正しい。
吉、半吉、末吉、末小吉の順が正しい。 凶、小凶、半凶、末凶、大凶の順が正しい。 吉、凶の前の言葉が、半、末、の順で良い順。 但し、吉の場合は、小吉、吉の順で、凶の場合は、凶、小凶の順。 正しく覚えないと分からないが、正しいかも知れない。
■12段階になっている場合の縁起の良い順番
大吉 >中吉 >小吉 >吉 >半吉 >末吉 >末小吉 >凶 >小凶 >半凶 >末凶 >大凶
末吉、末小吉、小凶、半凶、末凶の7段階以外の縁起がでないと、何段階かはわからない。
■御神籤の夫々の割合:
R25の記事より転載:
毎年250万人以上の初詣で客で賑わう浅草寺によれば、「大吉は全体の17%です」とのこと。
「あくまでも浅草寺の場合ですが、上から大吉、吉、半吉、小吉、末小吉、末吉、凶の7種類あって、それぞれ17%、35%、5%、4%、3%、6%、30%という割合です」
R25の記事では、7段階の名前と順番が違う。
上のブログで書いた順番:
大吉 >中吉 >小吉 >吉 >末吉 >凶 >大凶
大吉 >中吉 >小吉 >吉 >半吉 >末吉 >末小吉 >凶 >小凶 >半凶 >末凶 >大凶
R25の浅草寺:
大吉 >吉 >半吉 >小吉 >末小吉 >末吉 >凶
末小吉等がある場合は、12段階となるが、7段階のこともある。
どれが正しいのか、わからなくなった。