放送禁止用語は、次のとおりである。
http://monoroch.net/gallery/kinshi/
見直してみると、次の言葉もという感じです。
ア行で、私が違和感を感じた言葉:(太字は後で解説)
足切り、足を洗う、当て馬、アル中、按摩、家柄、イカサマ、いちゃもん、田舎、移民、イモ、インチキ、運ちゃん、溺れ死ぬ、親方。
カ行で、私が違和感を感じた言葉:(太字は後で解説)
ガキ、家系、過去帳、ガサ、片親、片手落ち、片肺、がっぷり四つ、カッペ、皮切り、給仕、狂気の沙汰、漁夫、首切り、血統、ゲンナマ、鉱夫、こけ、小僧、コロシ。
他の行まで拡大すると繁雑なので省略。
放送禁止にしている背景は色々あっての話であると思うが、これらの言葉が指定されている。
正確に言うと、使っていい場合/場面とそうでない場合/場面があるということ。
角界では、親方と呼ぶ。
ある番組では、タイトルが「ガキの使いやあらへんで」、「田舎に泊まろう」とそのまま使われている。
クイズ番組では、体の一部を使う漢字で、足切り、足を洗う、片手落ち、首切りが出題されている場合がある。
浄土真宗では、位牌を使わず、過去帳で法要する。
北海道の牧場では、道産子の当て馬を使って、名馬を誕生させている。
ブリュッセルにある有名な像は、小便小僧という。
言葉の使用について、ランクし、掲載しているURLは、ここを参照:
http://www013.upp.so-net.ne.jp/tsuno/
言葉のニュアンスは、個人の感性ではあるが、個人の見解で可笑しいと言うのはどうかな。
ある人が、教室等に掲示していた「収容人数:xx人」の収容は、収容所を連想させるので良くないと言っていた。
東京ドームを始め、集客できる施設では、収容人数と表示してあります。
個人的に不愉快な言葉は、次の言葉です。
病死、死亡、事故、入院。手術。
重複(ちょうふく)を(じゅうふく)と読む。
他人事(ひとごと)を(たにんごと)と読む。他多数。
一般的に、多分、経験者が嫌がる言葉。(私の想像)
いじめ、離婚、不登校、ホームレス、犯罪者・・・・。
各個人がこの言葉が良くないと言い出したら、コミュニケーションできる言葉が減少し、コミュニケーションできなくなります。
言葉の定義が分からないとコミュニケーションもできません。
一寸前まで、高校生の間で使われていた「KY」が良い例。
今では、辞書には無いが、誰でもわかる言葉。
言葉というより、隠語。(特定の仲間の間にだけ通用する特別の語。かくしことば。)
何故、日本語の辞書があり、一語一語を定義し、何年か毎に定義や言葉を修正、追加し、それを発行し、私たちがそれを購入し、利用しているのかを考えて欲しい。
辞書は、正確にコミュニケーションするために必要な最低限の基本になるものである。
辞書(広辞苑)に記述されている内容:
「収容」:人や物品を一定の場所におさめ入れること。
「けが人を病院に収容する」「観客五万人を収容する競技場」 (広辞苑)
けが人を病院に収容することで、悪い感じは受けない。
「収容」には、悪い意味はない。
「収容所」:人や物品を入れる場所。特に、囚人・捕虜・難民などを収容する施設。(広辞苑)
「囚人、捕虜、難民、収容、収容所」も、放送禁止用語には掲載されていない。
収容所が悪い感じは、個人的な感覚だけである。
固有名詞がついた収容所では、悪い印象は確かにある。
悪い印象は、固有名詞が付いた場合だけで、「収容」や「収容所」という言葉ではない。