ヒナの業務日誌

知ってる方も知らない方もこんにちは。
73形をメインに、昭和48~50年頃に活躍した国電たちを好んで作ってます。

【北マト】103-1000を弄る③

2018-12-02 10:58:40 | Nゲージ・103系(常磐快速•緩行)

続いてモハ103/クハ103の加工に移ります。

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鉄ファン125号に掲載の写真と比較し検討中…
製品お持ちの方はご存知かと思われますが,このトミーの1000番代…0代に比べディテールがより細かく再現されており,削るのが勿体ない!な印象。
しかしやはり他車と並べるなら…と問答無用で全部引き直しと相成りました(ほら…色差しもしやすくなるでしょうし。。)
但し配管台座はモールドの印象が良かったことから,母線とアース線一部個所のみ製品のものを流用しています。

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パンタ側の車体天板をくり抜いて配管に備えたところで配管作業開始。

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ボリューム大な4両配管…表現方法についても考えつつで結局1か月かけてたので記憶が大分怪しいです(笑)
これは妻側に下りる母線の引き回しに着手する直前の姿。

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屋根側では0.3mm真鍮パイプでしたが,残数も心もとないことやかねてより使ってみたかったということでアルミパイプの出番…ほんの少し焼きなますと曲げたとき角が丸く曲がるのでお勧めです。

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カギ外しまで終わったの図。これは艦船用の割りピンを組み合わせ再現…

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特に母線の太さが気になっちゃいますが,概ね良好? 0.27mmのパイプが欲しいw

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詳細の方,自分でも忘れると困るので雑で恐縮ですが用意しました。

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何とかモハ103はこれにておしまいです。。

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クハはそこまで工作ボリュームはないですが,妻面の誘導無線モールドをうっかり削ってしまったので0.5+0.3mm真鍮材で復元しました。あとは何故か変な形状してる連結器上の窪み修正等…

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あとの加工内容は先頭部に集中します。手すり別体化は勿論,屋根を接着して継ぎ目消し/漏斗を少し先頭寄りにズラす誠に地味なことを少々…
尾灯は金属パーツ化を予定していましたが,0.8mmドリル+針やすりで内径を拡大してやると思いのほか好印象になったのでこのまま進めることに。

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エボと並べても遜色なく仕上がったかと思います~

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そんなこんなでお次は想定より大幅に遅れての塗装です(´Д`)


【北マト】103-1000を弄る②

2018-10-20 09:54:25 | Nゲージ・103系(常磐快速•緩行)

引き続き1000番の工作。今回は毎度おなじみ妻面加工…

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まずは幌穴埋め。これぐらいしか差別化出来ない感あるので最近は半分意地になってやってます(^^;;)

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荒削りして溶きパテで埋め。今回は製品の扉を生かしてみたかったので交換せずそのまま穴埋めて綺麗に仕上げる方向に持ってきます。

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妻面のみサフを吹き付けて仕上がり確認。元扉ですが,若干下部が不足しているので,渡り板取り付け部を0.3mmほど扉レベルまで削っています。
最後に4辺(特に戸アタリ部)に軽くスジ彫りを入れて扉っぽくしておきました。

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削り取った幌枠はこれまた毎度おなじみのこちらで復元。恐らく日本一の消費量…?w

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今回は10両分+αで切りだす量もなかなか…

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テレビ見ながら切り口仕上げ⇒ひたすら曲げ。台座部分をヤットコで挟み,表に来る側の下部(曲げしろ付近=表面が曲がりやすい)を金尺で当てながら静かに直角⇒位置がずれぬよう完全折り畳みと2回に分けてやると綺麗に仕上がります。

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綺麗に折りたためるとそれこそあとは車体に貼りつけるだけ…でもよいのですが,下部にある折り曲げシロ削りたいのと断面埋めたいという理由で,張り合わせ後ハンダを流しておきました。曲げシロは幌付く側であればそのままでも良さそうです。
車体へは強度と位置決めしやすさでエポキシ接着剤で固定になります。

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こちらも消費量が多いクレーンフック。タヴァサのものを車体側に掘り込み入れて固定。
これで車体への張り出しが実感的になるのと強度が確保できます…両数が多いので泣きながらやりましたw

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幌枠と同じくトレジャー製の屋根布押さえとボナの手すりを植えてモハ102はひとまず下地完成。
お次は一応見せ場?な屋根配管に…

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【北マト】103-1000を弄る①

2018-09-24 01:06:02 | Nゲージ・103系(常磐快速•緩行)

完成品では今年一番の目玉商品?! トミーの103-1000番を買ってきました。

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取りあえず10連と予備で6連…後者は検査予備/事業用で(笑)

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早速快速用と並べてみる。そうそうかねてよりやりたかったのはこの並びなんですよと( ;∀;)
できれば国電時代はエボで揃えたかったけどこればかりはしょうがない…でも顔が本物に似てて幸せです。

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早々OERへの乗り入れが実現してたらこんな感じ…? ちなみに2400はまぎれもなくうちの子です(1ミリモ,ブログデトリアゲテナカッタ。。)
他にも並べる相手が色々いますがこの辺で…これを見越して8月からラインを空けておいた当工場(ゴロゴロしてたとも言うw)…早速10連を入場させ整備開始。
去年に引き続き,地下鉄乗り入れ車を弄ることと相成りましたアレも製作記止まってるけど(´Д`)

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まずは気になる彫の浅さから。戸当たりと乗務員扉周りの筋掘りを行いました。
10両という長物でとにかく飽きが来る作業ですが,分解前の車両の状態でやることで他の場所に傷つけてはいけないという若干の緊張感とモチベ維持を図っています。
写真では未加工ですが,前面側の雨どい漏斗は屋根接着と共に前面側に移設させる予定。

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資料も豊富にあるので,できる限りホンモノに近づけて出場させてやりたいところです(つづく)


【クハ79300/351】完成編

2018-02-24 08:24:14 | Nゲージ・73系(千葉局)

完成報告が遅くなってしまいましたが…新春早々の落成車は久しぶりのナナさん。意外にも3年ぶりの増備だったりします。

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向きがアレですが並び。一通りの製作内容はメイキング記事をご覧いただければということで…思えば完成記事もサボってばかりで久しぶりですね(笑)

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◆クハ79300
記念すべき戦後型79のトップナンバー。この運転台側だけHゴムって顔が好きで,作ってみたかった車です。
最後まで助手側の扉形状が不明でしたが,一応先日のピク特集で大阪時代の写真がありましたので乗務員扉含めその通りにしておきました。
トップを飾る有名な車の割りに意外と千葉での写真が出てきませんでしたが,方々当たっていくうちになんと篠ノ井線電化の際に松本に貸し出されていることが判明!
詳しい方よりご教示頂いた情報によると千ツヌからは本車と72863~865,西ナハから79359と5両が貸し出された模様。72の選定が周辺地域への運用を考慮してか低屋根車なのが納得です。
余り知られていないと思われますので,人様のブログで恐縮ですが一応ナナサンが運用に就いていたことを示すブログ記事を記します…
・高崎線userのRailLIFE
https://blogs.yahoo.co.jp/eccisan/21408130.html
・MRFC村井レールファンクラブ の運転会記録と鉄道模型日記
http://blog.goo.ne.jp/watasinotakara65/e/ee16d6c3b72af72bfc8d060cdde91130?fm=entry_awc

72は863は作成済なので,もう2両欲しくなるところ…軽い気持ちで作り始めた車ですが,思わぬ収穫がありました。

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◆クハ79351
こちらは当時もっとも多くみられたであろう79。ただ今まで変な車ばかり作ってたので,至ってドノーマルな顔も欲しくなってしまったのです(あと奇数向きクハの不足も)
一応製作時の車番選定にあたって,信号炎管が列車用をつけていて面白かったのですが写真では全くわかりませんね(^^;

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◆顔並び
300の大鉄ベンチが気が付かず仕上がりがイマイチなロットを使ってしまい,窪みが少なめで残念…でもいい顔w
351の顔傾斜パーツはキット付属のメタル製ですが,傾斜を微調整したりHゴムが出っ張るようにヤスったりとした結果プラ製品と変わらない感じに仕上がりました。よきよき(´∀`)
カメラ変えて正面から撮れるようになって,車体ー胴受けの隙間が一段と気になるようになりました…目視では問題ないのに写真だとまだ空いてますね(´Д`) ただやりすぎるとカプラー動作や車体高さが低くなってしまうという懸念もありなかなか難しいところです。

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最後に千葉局クハ79シリーズ。RMMで昔あった企画を超える規模の車種を作ることになるとは当時夢にも思いませんでした(笑)
いつの間にか一通りの顔は揃えられた反面,まだ欲しい車もあったり…重めの工作が続いた時の息抜きに丁度いい題材なので,今後も年数両の増備ペースで推移するのかなと言ったところです。


【クハ79300/351】製作編

2018-01-21 08:48:16 | Nゲージ・73系(千葉局)

年明けから珍しく模型工作を進めてましたんで,忘れないうちにとその記録です。

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17/3/8 遡ること昨年3月…切り出しを行っていましたw 多分301系作り始める辺りで何作ろうかなーと迷走してた頃。

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他車何両かと合わせて縦樋をハンダ付け。結局一旦はここで寝かせてしまうことに( ;∀;)

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17/11/27 少し近くなって昨年11月。やっと本格的に?動き始めました。
んで写真のクハ79300,実はボナからまだ未発売の顔…これをどうやって入手したかと言いますと、、

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なんてことはなく,このクハ79304の助手側窓を木枠サイズに削り込んだだけです。いや,結構神経使うので合間見て少しずつ削ってたかと(笑) 内枠は79310の内板より,運転室寄り窓をカットして使用(このままだと79310が組めなくなるので部品請求しなきゃ) 工作中の写真が何故か撮ってなかったのが悔やまれます。。

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12/10 好き勝手作りつつも,ちゃんと組めるのかと組成表を書いたら奇数クハが圧倒的に少ないことがわかり急遽79351として製作ラインナップに1両追加!

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~18/1/13 新年明けてやっとゆっくり休める日が来る~ということでそれまでに下地完成できそうなこのクハ2両を優先して進めてました。ホントはまとめて塗りたいところだったんですが,いつになるかわからなかったので(-"-)
いつものようにブラスクリーンとカネヨのクレンザーでよく磨いて塗装に備えます。

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1/14 フィニッシャーズのプライマー⇒サフ吹いて様子見。クハだけなのでそんなに破綻なく仕上がっていて一安心。表面を軽くなでつつ乾燥…

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続いて室内ニス色と外板下塗りを兼ねてオキサイドレッド

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ブドー色はGMベースの長年使ってるやつ。いつもの事ですが,窓枠隙間とかなかなか塗料が回らず苦労します^^;

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貫通扉は黄土色かなーと探したものの,手元になくセールカラーにしました。
ほどなくインレタ・色差しを施しクリアー塗布。色差しは久しぶり過ぎて全然直線が出てくれませんでした(泣

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1/20 下回りの仕上げ/塗装しつつ屋根塗装も。今回は履帯色を下地に調色したゲタ電屋根色を吹き付けました。

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ダークアースとFS30219で軽く汚して塗装関係は終了です!

つづく