ヒナの業務日誌

知ってる方も知らない方もこんにちは。
73形をメインに、昭和48~50年頃に活躍した国電たちを好んで作ってます。

非冷房な国電103系を作る・屋根配管

2014-08-12 23:04:00 | Nゲージ・103系(常磐快速•緩行)

盛り上がってきました!

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富士川さんのインレタを無事貼り付け⇒クリアー塗布が無事おしまい。クハは我慢できず仮組してしまいましたw

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このキットは屋根を車体に組み付けても浮き上がりがみられない優秀なキットなので,車体屋根は別々で塗装します。
屋根上配管は車体に降りない避雷器アース線・カギ外し線のみ施工しておき,フィニッシャーズのマルチプライマーを筆塗り⇒ナスカのメカサフという通常より強力なサーフェイサーを吹き付け。
このままでも全然よかったんですが,もう少し艶を落としたい諸々で,最後に調合した国電屋根布色を吹き付けました。

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さらに国電らしく(?)屋根に吹き込んだ車体色も再現。
実車は屋根肩がマスキングされて車体色がつかないようにしているので,それを再現すべくプラ材で治具を作ってみましたが,今回は表現控えめ(^^;) 74年仕様なので検査も1度ぐらいしか通ってないはずなので。。。

屋根機器は一度先のメカサフを吹き付け,その後グロベンにはクレオスの城カラーより石垣色(艶消し),アンテナやパンタはハンズカラーのねずみ色を塗りました。
隅の方は下地サフの暗いグレーが影として残るように塗ったつもりですが,んー写真で見るとまだまだですね。

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配管留めとしてリード線を輪っかにしたものを穴に突っ込んでおき,その輪に配管を通しつつ屋根をスライドして車体に組み付けます。カギ外しにぶつけて壊さないように注意…。
配管の所々が黒いのは,配管下部に黒で色差ししているため。前作で同じ作業をした際,車体色が残っていて横から見た際に少し見えてしまったのが気に入らなかったのです。
配管自体はグレーで色差ししますが,やはり塗り切れない隙間があるんですよね…そんな反省からのひと手間です。

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配管が無事所定の位置についたら屋根裏からリード線を1本づつ引っ張って固定。とにかく手に汗握る攻防w
作用管の妻側2箇所は配管2本が一緒になったタイプなのでボナの配管留めパーツに入っているものを上から刺してやります。

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×3両…でも実際やってみると慣れもあってあっさり終わります(これってビョーキ?w
実車の,雨どい上部に被せてあるゴムのグレーの表現がそれらしく見えていいですね~車体色の濃いエメグリには一層効果的! 分割塗装の副次的効果です。
この後,配管留めにプライマーを筆塗りしまして。

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田宮エナメル:スカイグレーで色差し。ちゃんと薄めなかったんで所々カサカサなのが残念…こののち汚し作業へと入ります。



非冷房な国電103系を作る・床下編

2014-08-03 00:59:00 | Nゲージ・103系(常磐快速•緩行)

車体が粗方(実はほぼ完成^^;)できてきたので,重い腰をあげて床下機器を攻略することにしました。
本当は車体塗装前に完成してるのが理想なんですが…

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今回も例によってトミーの足回りを利用です。高いし車体は無駄になるしで誠に不経済ですが,現状ちょこっとの機器並び替えでできてしまう点とちゃんと走る点は精神安定上ベストなのかと思います。
軸距離2,300mmなにそれおいしいの?(=_=;)
余った車体も,いつか足回りだけが分売されたときに復旧できたらいいですね~。
さてさて。まず台車関係は,先頭台車にはトミーキハ40用の排障器とプラ棒とリード線からこしらえた速度発電機を取り付け。
後者は電車では意外とスルーされる存在ですが,あると先頭車って感じが出てカッコいいです。
いつの間にかパーツに頼らなくなりましたが,プラ棒に穴あけする面倒さはあるもののこれが実感的かつ安上がりにできるので是非お試し頂ければ…。

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ちなみに排障器はパーツではこんな感じなので,本体部分のみ切り出して固定しています(ポンづけできるかと思ったらピッチと取り付け高さが違ってた…)
何気に本家:103系用で付属してくるやつより似てる?

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09/15/2005 OFにて …実車はもう少し細身でした。。

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床下に移りまして,クハの前はこんな感じでまとめてあります。ジャンパ栓は元のTNのを表面だけ削って関水のをセメダインPPXで固定。接着剤が多いとふにゃふにゃ動くので,上からしっかり押さえつけて固着させましょう。
カプラー上の白いプラ板は運転室用の床板を固定させる台座です。

床下機器自体は変えるのが若干面倒だったこともあり(笑)…いや,今後の増備も考え,ほどほどにしておきました。即ち,殆どが製品そのままだったりしますが,唯一気に入らなかったのがクモハ・モハ103につく遮断器。
なんだか鎧戸の立体感がイマイチだったので…

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GMのOER8000用床下機器についてくる鎧戸を中心に切り継ぎまして。

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再現。実車にくらべるとまだまだですが,かなり近くなった気がします!

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トミーの動力車はモハ102が指定されています…が,冷改車ならともかく非冷房車は機器がスカスカなのでブラックアウトされちゃう床下カバーはおかしい!(こちらでも悲痛な叫びがw)
というわけで,モハ103の機器を切り取り,貼りつけてあります。

塗装はいつも通り,カプラーや台車を中心にプライマー⇒黒サーフェイサー⇒床下色で仕上げ。

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特に台車は数が多いので,なるべく1度に多くのものが吹き付けられるよう工夫を要します。

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先の遮断器は,鎧戸がFRP色なので薄くセールカラーをまぶしておきました。

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折角こだわったので,是非とも床下機器標記は入れたいところ。
インレタはまたしても富士川工業様のものより。インレタ作業…3か月分くらいやった気がします(^^;;)
こののち,汚し作業に入ります。

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床下資料にはとれいん1977年5月号が大活躍でした。
1000番代も早く欲しいなぁ~。