月間301系を作る企画…いよいよ箱組です。というか,やっと箱組。。
治具を使って組み立て中…な図
実車なら台枠を基準に柱立てて外板貼って~ですが,模型ではご存じ側・妻パーツを付き合わせて組み立てるこの作業。しかし今回は縦樋間に寸法調整した妻板を挟み込むという芸当でそれを行うため,いつもの幅が決まった妻板と側板を組み合わせる…に比べ寸法が非常に狂いやすくなることが想定されます。
そこで
余剰となってたトミー103系の車体を拝借し,裾裏側にt0.5mmを切り出した板を裾から出るように貼りつけ。
これをガイドに側板を置き,治具の側とをテープで仮固定。
もう片側の側板も仮止めしたら,最後に妻板を仮置き。ノギスで寸法を確認しながら,妻の幅と縦樋幅のバランスを確認,必要に応じて削るorプラ板をつぎ足す等を行います。これがなかなか苦労するのだ…
幅・全長(妻板の突出)は103系と実車は同じで,なおかつ富製品としては珍しく?車体長が正規長さであったので今回この車体を採用しました。
尚301系側の部材の厚みはほぼこの103系に合わせて削ってあります(前回参照…)
屋根を接着する前に寸法確認しやすいのでは…と急遽室内関係小物の作成にも着手。いい気分転換になったのか,あっという間に作れちゃいました(笑)
紆余曲折しつつ無事7両箱に。。屋根は悩んだ末,P車のランボード新設が面倒だったり資材有効活用の一環で種車のものを幅詰め整形文字であらわすとあっという間ですが実態は泣きながら取り組むな作業で車体に組み付けました。一応車体は先の治具にセットし,加工した屋根をあてがって確認…問題なければゴム系で仮止めし,治具から外して瞬着で本付けを行いました。
現在は目下隙間埋め中。屋根車体の隙間がいつも以上に目立つのです…間に合うかこりゃ。
未塗装の営団5000との貴重な並びが実現できました。わざわざ弊工場までお越し頂き感謝。。
国電係な役割??が明確になりつつありますが,これはウチも作りたいなぁ(´∀`;)
完成後の並びが楽しみですね~つづく