ひきた小児科クリニック(群馬県桐生市 疋田小児科医院)

小児科専門医が群馬県桐生市やみどり市で流行している病気や,予防接種,アレルギーなどこどもの健康に関する情報を提供します.

新型インフルエンザのワクチンについて

2009-08-30 10:44:12 | 予防接種(ワクチン)
新型インフルエンザのワクチンについて

新型インフルエンザのワクチンについて報道がありました。(6000万~7000万人分ワクチン確保へhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090830-00000078-yom-soci)

 記事によると「厚生労働相は遊説先で、「6000万人から7000万人分のワクチンは確保できると思う。安心してほしい」と述べ、海外からワクチンを輸入することで、国民のほぼ半数に接種できる見通しであることを明らかにした。」

 厚生労働省は、国内で必要なワクチンの量を5300万人分と試算しているため6000万本であれば十分に供給されるでしょう。

ひきた小児科クリニック (群馬県桐生市 疋田小児科医院)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

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4 コメント

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Amamaさんへ (ひきた小児科クリニック/Amamaさんへ)
2009-08-31 18:38:49
Amamaさんへ

 Amamaさん、コメントありがとうございます。
 Amamaさんの息子さんに変わりがなく体調がよいのは嬉しいことです。
 基礎疾患に関しては子どもであれば気管支喘息でしょう。もっとも、ワクチンが優先されるのは軽症ではなくて重症の喘息になると思います。あとは腎臓病、小児のがんや白血病、膠原病、心臓の病気などでしょうかね。
 裏を返せば、基礎疾患がなければそんなに心配しなくて良いと言うことです。
 そして、もし輸入ワクチンが安全なものであれば十分に供給されるでしょうから、優先順位はあまり重要でなくなるかも知れません。
 現時点で分かるのはこれくらいで、細かいことが分かりましたらこちらに書きますので読みに来て下さいね。
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ぷぅさんへ (ひきた小児科クリニック/ぷぅさんへ)
2009-08-31 18:38:24
ぷぅさんへ

 ぷぅさんさんコメントありがとうございます。
 輸出する国は、元来輸出用に作成しているので困らないと思いますが、ワクチンを作っていない国、つまり例年輸入に頼っている国が困るのだと思います。このため日本で大量にワクチンを輸入すると国際社会では非難を浴びることになると思います。
 ワクチンの作成には鶏卵が使用されますが、とつぜん鶏卵を増やすことは困難です。もともと、日本で大量に作っているようであれば、融通もききますが、日本ではインフルエンザワクチンは定期接種ではなく
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ワクチン (Amama)
2009-08-31 16:45:17
こんにちわ。ご無沙汰しております。
今のところ息子に変わりはありませんが、
インフルエンザが、地域の学校でも発症しており、地域に入ってきたことで罹患する確率が高くなってきました。
新型インフルエンザワクチンについては、基礎疾患患者が優先されるような事を、ニュースで知りましたが、基礎疾患の定義が待たれるところです。
小児科学会などで進展がありましたら、ブログにて発信しただけますと幸いです。

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Unknown (ぷぅさん)
2009-08-30 21:49:19
新型インフルエンザが身近に迫ってきている感じがします。もし子供が罹患しても、重症化しない事を願うばかりです。
ワクチン接種できれば良いと思いますが、国内での供給量が足らず、輸入に頼るとの事・・・
安全性の問題もあるとは思いますが、その前に新型インフルエンザは世界的に流行しているのに、輸出してくれる国は、自国分は足りているのかな!?と、ちょっと疑問に思ってしまいました。 ありがたいと思いつつも、何だか複雑な気持ちです。
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