ワクチンギャップ(伊勢崎市)

ワクチンギャップ(伊勢崎市)

　ワクチンギャップとは、日本の予防接種の考え方と、諸外国のそれとが異なることを意味している言葉です。つまり日本は諸外国に比較して大変遅れているというとこです。
　しかし、日本国内にもギャップがあります。群馬県は関東の中では遅れている方なので残念に感じています。実際に日本小児科学会や医師会でおたふくや、水痘のワクチンを推奨しても接種しない医師がいて驚いていました。しかし、群馬県の地域でもギャップがあります。本日、電話で問い合わせて判明したのですが伊勢崎市ではヒブワクチンや肺炎球菌ワクチンをこども達に接種させようという気がないようです。
　当院は桐生にありますが伊勢崎から患者さんがいらしています。伊勢崎の患者さんも三種混合をはじめとしてヒブや肺炎球菌ワクチンを当院で接種しています。しかし、3種混合を希望された伊勢崎の患者さんにヒブと肺炎球菌ワクチンについてたずねると、公費になっていることを知らないことがあり変だなと感じていました。桐生市やみどり市では子供のいる家庭に郵送でヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンの通知をしているため伊勢崎も同様と考えていました。ところが、伊勢崎市に問い合わせてみると伊勢崎市では通知そのものをしていないそうです。つまり、接種率を上げて子供を病気から守る努力していないのです。自治体によって考え方と経済状況が違うので仕方ありませんが残念です。
伊勢崎にお住まいで5歳未満でヒブと肺炎球菌ワクチンを接種されていない方は早めに接種することをお勧めします。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン（アクトヒブ）、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、ＢＣＧワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘（水ぼうそう）ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、他などの予防接種ができます。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/