小児の頭痛と片頭痛
頭痛というと大人の病気と思われがちですが、頭痛を訴えて外来を受診する小児は比較的多いのです。軽い痛みから、学校へ行けなくなるくらいの痛みまで様々です。
ある調査では外来を受診したら2歳から15歳の小児慢性反復性頭痛について検討したところ、片頭痛57%と多く、次いで筋緊張型頭痛が16%であっとのことです。
別の調査では、頭痛で救急外来を受診した3歳から15歳の小児において、明らかな基礎疾患を除外した場合73%が片頭痛であったという報告があります。このように小児においても片頭痛は意外に多いのです。
(桐生市では小児科で頭痛専門医が診療しているのは当院だけです。ちなみに、小児科以外でも桐生には頭痛専門医は他におりません。片頭痛でお困りの方は小児でも成人でも受診していただいて構いません。)
ひきた小児科クリニック (群馬県桐生市 疋田小児科医院)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/
頭痛というと大人の病気と思われがちですが、頭痛を訴えて外来を受診する小児は比較的多いのです。軽い痛みから、学校へ行けなくなるくらいの痛みまで様々です。
ある調査では外来を受診したら2歳から15歳の小児慢性反復性頭痛について検討したところ、片頭痛57%と多く、次いで筋緊張型頭痛が16%であっとのことです。
別の調査では、頭痛で救急外来を受診した3歳から15歳の小児において、明らかな基礎疾患を除外した場合73%が片頭痛であったという報告があります。このように小児においても片頭痛は意外に多いのです。
(桐生市では小児科で頭痛専門医が診療しているのは当院だけです。ちなみに、小児科以外でも桐生には頭痛専門医は他におりません。片頭痛でお困りの方は小児でも成人でも受診していただいて構いません。)
ひきた小児科クリニック (群馬県桐生市 疋田小児科医院)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/
Unknown (ママ)さん、ご質問有り難うございます。
頭痛は一次性頭痛と二次性頭痛にわけられます。難しそうですが、二次性は他の病気によって起きる頭痛と考えてみましょう。風邪による頭痛は最もポピュラーですし、花粉症により急性副鼻腔炎が起これば頭痛が起きます。これらは二次性頭痛です。一次性頭痛である片頭痛とは根本的に異なります。もっとも、併存している場合もあるので診療してみないと分かりません。
風邪と花粉症か分からないとのことですので、ぜひ、ひきた小児科クリニックを受診ください。片頭痛も含めて診察の上で診断いたします。
専門的な話として、もし、片頭痛と診断されれば頭痛の強さによって7歳という年齢であればイブプロフェン、ないしはアセトアミノフェン(カロナール)が選択されると思います。症状によっては予防投与も考えられます。しかし、残念ながら子供の片頭痛を正確に診断できる医師は多くありません。まして、薬物を正確に選択できる医師も多くありません。さらに、小児の頭痛は薬物を使用するより生活習慣を変える方が良いことも多いです。片頭痛かなと思って薬物を使用するより専門家に相談する方が安全です。
答えになっておりますでしょうか?
頭痛が増えないで早く元気になることを願っています。
もちろん気になるようでしたらいつでもご相談ください。
頭痛でお困りのさいは頭痛専門医にご相談ください。お待ちしております。
お返事ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。