人は、ふるさとびと

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五井先生がご帰神の際 本当に皆の業を持って行かれたのか(2)

2023-03-08 07:53:53 | スピリチュアル
      (前日からの続き)
この世の中だって、霊界のつづきなんで、
一続きなんで、結局、霊界もこの世も一緒
なんですよね。
同じ空気とは言わないけれども、霊界の
一部がこの世なんですよ。
ということになると、その想いの貯金
といいますかねえ、どういう想いを自分の中に
積み重ねて行くかということによって、それが
いわゆる業といいますか、カルマといいますか、
そういう悪い方の業になっていくか、そう
じゃないかというので、随分と違って来る訳
なんです。
ところが、そこに人間の弱さもろさという
ものがあって、さっきも言ったように、
そっちの方へ行きたくないんだけれど
行っちゃうとか、行かされるとか。
とてつもなく苦しい所へ来ちゃったとか。
そっちの方へ行かないようにするけれども、
ところが、これは非常に難かしいところ
なんですがね。
行かないように努力しているのに
という事の中には、つまり、行かないように
したい、恐怖だから、いやだから、
あそこだけは避けたいと思って、ひたすら
逃げる心で、それで何かやってるように
なっては、それはもう業を引き寄せるのと
一緒なんですよ。

そこがねえ、人間というのはね、非常に
難かしいんですよね。
肉体を持ってると、そんなこと言ったって、
五井先生、いやなものはいやなんです。
というのはこれは感情としては
分かるんだけれども、しかしね、仕組としては
そうじゃなくて、やっぱり、ああ想っちゃった
すいません、よろしくお願いしますと言って、
パッと想いの転換をする。
そういうことによって、一瞬業になっても、
業というものは軽くなって、消えてって、ついに
消えていくという、そこの、信ずるというか
信頼するといいますかね、任せるといいますか、
その信仰というものが強いかどうか、ね、そこが
人間の試されるところなんですよね。
          (つづく)