またまた手のひらＰＣを購入

コンパクトで静かなＰＣ

　一作日、電気工作をしようと思ったら、テスターが壊れていることを思い出しました。何10年も使っていれば壊れても不思議ではありません、寿命でしょう。

テスターを発注するついでに、数ヶ月前から検討していた手のひらＰＣも一緒に発注したら、約10時間後の翌日（昨日）届きました。

中央が本体、他にHDMIケーブル、電源アダプターなど

期待通りのミニＰＣで、サイズは87×87×39.5mm、重さは僅か204ｇしかないコンパクトで静かな（ファンレス構造）ＰＣで、ご覧のようにとてもスマートです。

ファンレスながら、10時間以上連続使用しても筐体の温度は顔にくっつけても熱さを感じない程度です。もう一つのロングタバコを1/4程度にした大きさのミニＰＣはかなり熱くなり真夏は心配ですが、これなら今年のような酷暑でも心配なさそうです。

　ドライブはもちろんSSDですが、M.2 2242 SATA（PCIe3.0）は、従来のM.2 SATA接続のSSDより1.5倍以上早い仕様です。
4K（@60Hz）映像が３画面に同時出力可能なHDMIポートを搭載、3台のモニターをデスクトップPCに接続して使用できます。
拡張ポートには3つのUSB 3.2 Gen1ポートを搭載。（但し、CｰTypeで接続したい場合は変換プラグが必要、電源は標準でCｰTypeです。こちらも消費電力は15Wと省電力）
インターネット接続には、従来の約3倍の速度で通信可能な次世代通信規格WiFi ６にも対応しています。標準的なRJ45有線LANポートも２個ついています。
Bluetoothの規格の最新バージョンは5.4ですが、5.2をサポート（5.0以上であれば古い4.0も接続可能、3.0以下は最近は殆ど使用されていません。）しています。

標準のVESA（TVの壁掛け用取付穴）用スタンド（金具）もついているので、家庭用TVの簡単ＰＣ化も可能です。おしゃれな赤いケース蓋のオマケで付属しています。
マウスやキーボードが必要ですが、highdy の場合、優先式、無線式（Bluetooth式が多い）どちらも複数持っているので問題はありません。受信機１個でマウスもキーボードも利用できる1,000円で買ったメーカー品も所有しています。

気になるお値段は

　びっくり価格です。26,815円とメチャ安ながら、性能は市場にある10数万円するノートＰＣに十分太刀打ちできるものです。（もっとも、ノートＰＣにはモニターやカメラ・マイクもついていますが、そんなものは highdy の部屋にゴロゴロしています。）

本来 34,000円弱するものですが、Amazon でタイムセールとか、2,000円引きクーポンなるものがあって、安く入手できました。

肝心なOSについては Windows11Pro、CPUは基本性能 0.80KHzと非常にショボい（頼りない）感じがしますが、最高 3.4GHzと負荷に応じて変化します。コア数もこれまで一般ＰＣでは２コアが多かったのですが、４コア４スレッドになり処理能力の向上をはかっています。

Excel や Wordも軽く、画像処理ソフトを複数立ち上げても難なくキビキビ動きます。

ケーブルを外せばスーツのポケットに入りますが、固定のデスクトップとして２台目の予備機にすれば、価格的にとてもリーズナブルな１台と言えそうです。ただ、モニターやマウス、キーボード、Webカメラが無い方は、それらの費用としてプラス１万数千円以上を見込む必要があり、本体と合わせて４万円前後の出費になります。

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