髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

天使の吐息 #00

2013-10-20 19:15:34 | 天使の吐息(詩)
あなたは聞いた事があるだろうか? 「天使の吐息」を・・・ この世には幾つもの世界があってその中で、天界というものがあってそこには天使という小さな羽の生えた子供が存在する。 天使は天界から一人前になる為に見習いとして我々が住むこの世界に下りてきて修行するのである。 この世の生き物を幸せにするのがその修行の中身である。 天使には特別な力があって対象の物を幸せにする事が出来るのだ。 . . . 本文を読む
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天使の吐息 あとがき

2010-03-31 22:48:18 | 天使の吐息(詩)
長い修行の期間が終わり天使達は天界に帰っていく。 名残惜しくなった下界にさよならを告げて 「バイバイ」 パタパタと手を振り、天界に戻っていく。 誰も気付いてくれる人はいない。 でも、天使たちは不満には思わない。 自分が幸せにしてあげた人達を喜んでいる姿を見たら、それで十分。 胸を張って天界へと帰っていってくれるだろう。 風は吹き、止まることなく、去っていく。 けれども寂しがるこ . . . 本文を読む
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天使の吐息 #52

2010-03-29 19:56:51 | 天使の吐息(詩)
70代の男性がいました。 晴れの日の日課である縁側で日向ぼっこしながらお茶を飲んでいます。 ただ今日はちょっと風が強くそして冷たいです。 「うう・・・寒いな・・・」 ヒュウ 「おじいさん?今日は風が強いですからひなたぼっこは程ほどにしておいたほうがいいんじゃないですかぁ?」 奥からおばあさんが心配して声をかけてきました。 「いや、いいんだよ。今日は・・・」 「今日は . . . 本文を読む
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天使の吐息 #51

2010-03-22 21:29:17 | 天使の吐息(詩)
20代の男性がいました。 今日もバイクを走らせていました。 仕事の帰りでした。疲れていたのでまっすぐ家に向かいます。 ヒュウ 「クンクン・・・線香の匂い。そうか。お彼岸だったな。ついでに寄って見るか?」 半年前にお墓参りをした青年です。 突然、立ち寄ったので花や線香などはありません。 「大事なのは気持ちだもんな。うんうん」 周囲の人がお供え物を持つ中、自分は手ぶらな . . . 本文を読む
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天使の吐息 #50

2010-03-15 20:03:45 | 天使の吐息(詩)
卒業式を終えた女子高生がいました。 悲しくなって泣いたという事はありませんでした。 友達と一旦、分かれて家に帰って着替えてから合流して遊ぶつもりです。 あまり卒業したと言う実感がないため、悲しくないのかもしれません。 「私もバスで来れば良かったかなぁ?」 友達は親に送ってもらったり、バス出来たりして、彼女だけが駅まで自転車でした。 そのため、駐輪場に行って自転車を取りに行かなければなり . . . 本文を読む
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天使の吐息 #49

2010-03-01 19:21:24 | 天使の吐息(詩)
一人の女子高生が家で暇をもてあましていました。 普段なら、毎日のように友達と遅くまで遊んで帰るのですが今日は何故かみんな様々な理由があって忙しくしかも、前日にお財布に使った分のお金を入れるのを忘れてしまったので家に帰るしかなかったのです。 「メール出してもみんな忙しいみたいで返事来ないし、夕方のテレビなんて面白いのやってないし」 ヒュウ そんな時、カレンダーをみて思い出しました。 「もう . . . 本文を読む
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天使の吐息 #48

2010-02-23 06:56:21 | 天使の吐息(詩)
高校入試に受験している一人の中学生がいました。 今、筆記試験が終わり、面接試験が控えています。 目上の人と話す経験が殆どなかった彼には筆記試験よりも遥かに難問です。 「まず志望動機は自宅から近くて、校舎が美しく、図書館が他校より充実していて・・・」 「えっと趣味を聞かれたら、読書って答えて、どんな作家が好きかって聞かれたら芥川龍之介って答えて、その作品を聞かれたらあれで、どんな所が好きかっ . . . 本文を読む
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天使の吐息 #47

2010-02-15 19:07:16 | 天使の吐息(詩)
バレンタインデーが終わった月曜日。渡しそびれたチョコを持った中学生の女の子がいました。 安物でありますがデパートで買ったものです。 意中の人は学校でしか会えないので土曜日に渡すつもりだったのですが人前で渡すのは何か気が引けて一人になるのを待っていたらそのまま下校されてしまったという事なのです。 相手の彼は、地味過ぎ人なので渡している所を周りの人には知られたくありませんでした。 「どうしよう . . . 本文を読む
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天使の吐息 #46

2010-02-08 23:53:07 | 天使の吐息(詩)
20代の女性が帰る途中でした。 仕事で怒られてご機嫌斜めです。 「私のせいじゃないっていうのに何であんな言われ方されなければならないかな?」 長めのトンネルを歩いていて後少しで出口という所です。 「副店長は何でもかんでも人のせいにしたがってまったく~」 ゴゴゴゴゴ・・・ 後ろからおかしな音を立てて車が走ってきました。 「え?何?車?」 しかも、黒煙を撒き散らしながら走ってきます。 . . . 本文を読む
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天使の吐息 #45

2010-02-01 20:51:24 | 天使の吐息(詩)
高校生の男子が自転車で自宅に帰る途中でした。 ここ何日で風が冷たいと思っていた矢先 「げっ!もう降ってきやがった!天気予報では夜、遅くって言っていたのに!」 まだ夕方で空は真っ暗になる前だというのに雪がチラついて来ました。 ペダルを漕いでいると雪は大粒になり、降ってくる量も増えてきました。 「冷てぇ・・・馬鹿雪が!俺が帰ってから降ってきやがれ!」 手袋をしていましたが雪がとけ、水分が染 . . . 本文を読む
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天使の吐息 #44

2010-01-25 20:30:51 | 天使の吐息(詩)
高校受験を控えた男子がいました。 ですが思うように集中力が湧きません。 「もう休憩時間の15分も過ぎたか・・・やるか・・・」 机に向かってもすぐに嫌になって背を向けてしまいます。 「ああ~!ダメだ!やってらんねぇ」 気分転換に体を動かそうと部屋を見回す。 部屋はかなり綺麗になっていました。 以前も体を動かせばやる気になるだろうという理由で既に部屋中のあちこちを掃除していたのです。 . . . 本文を読む
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天使の吐息 #43

2010-01-18 20:55:02 | 天使の吐息(詩)
20代の女性がいました。 早朝、目覚ましが鳴る前に目が覚めてしまいました。 「トイレに行きたい。でも、布団から出たくない」 トイレに行きかったのですが寒い思いをするぐらいならちょっと我慢して温かい布団の中でぬくぬくとしていたい気持ちでした。 「目覚ましが鳴るまで後、30分ちょっと・・・それぐらいだったら我慢できるかなぁ?」 ヒュウ・・・ 「やっぱり起きよう!」 そう思ったものの、外は . . . 本文を読む
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天使の吐息 #42

2010-01-11 21:05:12 | 天使の吐息(詩)
50代の男性がいました。 朝、スーツ姿の20歳になった息子さんが成人式に向かうのを見送りました。 「アイツももう二十歳か・・・長かったようで短かったような気がするな。でも、まだまだ子供だよな~」 奥さんに話しかけます。 「そう?昔のお父さんにそっくりだったけど?」 「おいおい。俺はあの頃はもっとしっかりしていただろう」 それから夜になり、息子の20年間を思い出し、アルバムでも眺めながら . . . 本文を読む
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天使の吐息 #41

2010-01-04 10:34:10 | 天使の吐息(詩)
20代の男性がいました。 彼は仕事での人間関係が嫌になって辞めて現在無職で自宅で引きこもりの生活を続けています。 外に出なくなってもう2ヶ月も経ってしまいました。 「来年は働こうと思っていたらもうその来年か・・・」 部屋に閉じこもりがちで家族とも顔を合わすのが辛いと思っているぐらいでした。 「ねぇ・・・初詣にでも行ったらどう?一年の始まりでしょ?」 母親が半ば、呆れ気味に言 . . . 本文を読む
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天使の吐息 #40

2009-12-31 19:53:51 | 天使の吐息(詩)
70代の老夫婦がいました。子供達は自立して、家にはいません。 二人で紅白歌合戦を見ながら、年越し蕎麦を食べています。 「もう今年も終わるな~。本当、アッという間だったな~」 「そうですね~。お父さん」 「コレと言ってパッとしたこともなかったな」 「それでいいんですよ」 「何が良いんだ?何かまた一花咲かせるような事をせんとこのまま何もしないまま死ぬのを待つだけじゃないか。そん . . . 本文を読む
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