髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

小説『美月リバーシブル』を終えて

2013-01-18 18:45:33 | 美月リバーシブル (小説)
「美月リバーシブル」が終えて1週間が経過しました。 一応リスト化してみたのでここからな開きやすいでしょう。 「美月リバーシブル」第1回 「美月リバーシブル」第2回 「美月リバーシブル」第3回 「美月リバーシブル」第4回 「美月リバーシブル」第5回 「美月リバーシブル」第6回 「美月リバーシブル」第7回 「美月リバーシブル」第8回 「美月リバーシブル」第9回 「美月リバーシブル . . . 本文を読む
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(小説)美月リバーシブル ~その19~(最終回)

2013-01-11 18:56:25 | 美月リバーシブル (小説)
眠ったのかどうなのか覚えていなかった。ベッドに横たわり時間が経ったという気しかしていなかった。 ドンドン 部屋の戸が叩かれる音がしていた。起き上がる気も声を出す気もなかったので無視していたがそれでも戸を叩く音はなりやまなかった。 「早く出てきなさい。お客さんが来ているよ」 母の声がした。 『うるせぇな・・・』 「いる事は分かっているんだから早く出てきなさい!」 「うるさい!今、誰にも会いたくない! . . . 本文を読む
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(小説)美月リバーシブル ~その18~

2013-01-04 19:27:44 | 美月リバーシブル (小説)
2010年12月23日(木曜日) イブ前日の午前中。 「お金をかけたプレゼントは出来ないよな」 所持金の乏しさから何か上げる事は出来ない。今の時間で出来る事と言ったら自分の能力で何かしてあげるしかない。胸を張って自慢できるようなものはないが特技といったら、デフォルメされた絵を描くぐらいだ。 「こういうのって詩をプレゼントしているみたいで、良く痛い奴認定されるんだよな」 以前、ネットのニュースで女 . . . 本文を読む
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(小説)美月リバーシブル ~その17~

2012-12-28 18:50:56 | 美月リバーシブル (小説)
2010年12月22日(水曜日) この日は終業式であったので、何日かぶりに学校に向かった。冬休みは自転車で遠くまで行って出来る事なら一緒に初日の出を見たいと思ってハッとした。 「ああ。夜の美月さんは日の出には人格が違ってしまうんだった。じゃぁ見られるとしたら今年最後の終(しゅう)日の入り?って、日没後に人格が変わるだから、その時も朝の方か・・・」 学校に着くと、他の友人オタ3人組は近寄るなオーラを . . . 本文を読む
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(小説)美月リバーシブル ~その16~

2012-12-21 18:45:02 | 美月リバーシブル (小説)
2010年12月21日(火曜日) 試験休み最終日、どのように練習すればいいのかと頭に叩き込んでイメージする。だが、ボディタッチが出来るだとか関係が深まるだとか下心が先行してしまうのは致し方ないことなのかもしれない。 午前中の間に肘当てや膝当てや自転車用ヘルメットと自転車用工具の数種類を自転車屋で買った。それはかなり痛い出費だった。 「ああ~。今月の遊園地と言い、出費が半端ねぇ。もうこれで年末まで . . . 本文を読む
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(小説)美月リバーシブル ~その15~

2012-12-14 18:45:15 | 美月リバーシブル (小説)
大和田の事は気にせずそのまま美月の家に着いて中に入って部屋に通された。美月の雰囲気はいつもと変わった様子はないように見えた。 『バドミントンだと?もう実戦投入してきたと言うのか?ホントにそれだけで終わったのか?ホントにそれだけで?』 小春の言葉も相俟って美月を何となく不潔に思えてしまう自分がいる。『非処女』という言葉の尾を引く力は絶大だった。 「どうかしました?」 「いや、何と言うかさっき大和田 . . . 本文を読む
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(小説)美月リバーシブル ~その14~

2012-12-07 18:42:29 | 美月リバーシブル (小説)
美月も終わったようで教室から出て行った。最終的に、課題にも関わらず眠ってしまっていたDQN野郎と彼の二人が残された。先生は起きて、ノートパソコンで何か打っていた。 ようやく終わって先生に、課題を提出した。 「お前も寝てたのか?」 「そういうわけではなかったんですけど、少しボーッとしていて・・・すみません」 「しっかりしろよ。アイツみたいな明るいだけが取り得なタイプはアホでも人付き合いを最大限に活 . . . 本文を読む
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(小説)美月リバーシブル ~その13~

2012-11-30 18:40:50 | 美月リバーシブル (小説)
2010年12月13日 (月曜日) 採点日。期末テストの答案が全教科返却される。誰もがハラハラドキドキの瞬間である。普段であれば赤点ギリギリで、補習により休みの有無が決まる彼にとってはまた別の緊張感があるものだが今の彼にとってそんな事は些末な問題であった。 『非処女って・・・非処女って・・・』 朝、夢を見ていた。自分から見て夜の美月が走っていた。美月は追われていたのだ。背後に迫る無数の真っ黒い手 . . . 本文を読む
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(小説)美月リバーシブル ~その12~

2012-11-23 18:35:28 | 美月リバーシブル (小説)
ステージまではテープ等で区画されており、誰でも好き勝手に入場できるというものではない。ドロッパショーは大体、1~2時間おきに行われている。他の遊園地などのショーとの明確な年齢などの客に制限があるという事だ。小学生までだとか高校生以上だという具合である。理由は、幼児や乳児はショーが始まると終始騒ぎやすい。一部の大人はそんな子供の歓声が不愉快に思う人もいるし、逆に前にいる大人との身長の差で後ろの子供 . . . 本文を読む
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(小説)美月リバーシブル ~その11~

2012-11-16 18:33:19 | 美月リバーシブル (小説)
「じゃ、次。あれ」 将介はジェットコースターを指差した。 「あれはちょっと・・・」 美月が難色を示した。 「あれ?みっちゃんはジェットコースター、ダメなんだ」 知らぬ間に将介は美月をちゃん付けで呼び出していた。美月自身は最初戸惑う顔をしていたが将介の勢いに折れたようで次第に受け入れているようであった。そのようなノリで押し切れるパワーを欲しいと思った。 「速い乗り物はちょっと怖いので・・・」 「な . . . 本文を読む
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(小説)美月リバーシブル ~その10~

2012-11-09 18:27:48 | 美月リバーシブル (小説)
右手の爪の部分だけ力を入れ手のひらに痛いぐらいに押し付けた。手の中のマスコットは潰さないように手のひらだけ爪を立てたのだった。 「会わないなんて事は嫌だ」 「はぁ?今更、嫌とか意味分かんないし!前、何も言わなかったじゃない!」 「あの時は、君が一方的に」 光輝が話している途中で美月がかぶせた。こちらからの発言をさせる前に畳み掛けるつもりなのだろう。 「だからって何も言ってこなかったじゃないの!不満 . . . 本文を読む
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(小説)美月リバーシブル ~その9~

2012-11-02 18:17:30 | 美月リバーシブル (小説)
「何か、重そうだな。立ち話もなんだ。今からうちに来るか?公園で話すのも寒いし、うちは夜まで誰も帰らない」 それから、糸居の家に行く。近くにある岸や本島の家に行く事はあったが、糸居のうちに行くのは初めてだった。彼のうちは電車で二駅先の家で自転車で向かうと彼の方が少し早かったようだ。それから歩いて10分ほどのところに10階建てのマンションであった。エレベータで7階に上がり鍵を開けて入ると誰もいなかった . . . 本文を読む
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(小説)美月リバーシブル ~その8~

2012-10-26 18:14:18 | 美月リバーシブル (小説)
2010年11月28日(日曜日) あまりにも大きくそして重い悩みであった。 今日は日曜なので服を買いに行った。しかし、今まで衣服に関心を抱いてこなかった彼にはどれを買えばオシャレに見えるのかわからなかった。様々な服を見る。派手な服は自分には似合わないと思い込み、結局今まで買って来たようなジーパンにシャツ。そして地味な上着で落ち着いた。丁度帰り道に立ち読みが出来る大型古書店があったので『ドラゴンリ . . . 本文を読む
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(小説)美月リバーシブル ~その7~

2012-10-19 18:06:09 | 美月リバーシブル (小説)
『もういっその事、ここで俺を殺してくれ』 「平面なお嫁さん?」 「アニメとかのキャラクターの事だよ。厚みないでしょ?二次元って奴」 「あ、そうですね。でも、好きなキャラクターを彼女って言いますか?」 「アニメのあるキャラクターを熱烈に好きな人が自分の愛情表現の深さを伝える為に『嫁』っていうんだよ。確か、そうだよね?」 何故そこで自分に振ってくるのかと、攻め方を心得ているようだった。 「そ、そうなん . . . 本文を読む
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(小説)美月リバーシブル ~その6~

2012-10-12 18:01:05 | 美月リバーシブル (小説)
2010年11月25日(木曜) 次の日、学校に行くと妙に視線を感じてその方向を見ると、美月がいたが彼女は、自分の正面を見ていた。気のせいなのかただの自意識過剰かは定かではない。放課後、日没後に美月の家へと急いだ。昨日と同じで彼女の部屋に招かれて、様々な話をしていた。今日は、生憎、雲っている為、美月からの星座の授業は無かったが、星座にまつわる話を聞かされた。神話と言う奴だ。これはいくつもの諸説があり . . . 本文を読む
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