女子大生がおりました。
近くの小高い山が紅葉で美しいので見に行く事にしました。
山頂まで麓から歩いて15分ぐらいの小さな山です。
彼女は絵を描くのが好きなのでスケッチブックと色鉛筆を持っていきます。
赤や黄に染まった葉っぱが視界いっぱいに広がっています。
「出来れば一番見晴らしの良い所で描きたいな~」
様々な場所を歩いて回りますが、いい場所が見当たりません。
「あそこを上ってみようかな?」
ちょっとした崖があり、そこから腰をかけるのが良さそうに見えます。
「よっ、よっと・・・わ、わ、わ、わ!!」
二歩目を踏み込んだ瞬間にズルッと滑ってしまいました。
ヒュウ
バサササッ
滑って転びましたがほとんど痛くはありませんでした。
「あれ?あ・・・落ち葉がクッション代わりになったんだ」
フカフカの落ち葉のベッドに横になると枯れ葉の匂いがいっぱいに広がりました。
「良いにおい。それに太陽をいっぱいに浴びているみたいであったかい」
なかなか心地良い感触ですが・・・
「ちょっと首の辺りがチクチクする」
地肌と落ち葉が触れているところはちょっとチクッとしました。
「ああ!こうやって落ち葉を見上げるのって良い景色じゃない」
そのまま寝そべりながら絵を描き始めました。
少し手が痛くなってきましたが、休みながら描きます。
すると遠くの方で声がします。
「いしや~きいも~」
「あ・・・お腹減ったな・・・そろそろ帰ろうかな?なかなか良い出来だし」
久しぶりにかけた自分の絵に満足げでした。
「おいもはさつまいももいいけど、じゃがいもをふかしてバターを入れてそれから醤油や塩、マヨネーズなんかもいいんだよね~」
芸術の秋の次は食欲の秋に花が咲きました。
近くの小高い山が紅葉で美しいので見に行く事にしました。
山頂まで麓から歩いて15分ぐらいの小さな山です。
彼女は絵を描くのが好きなのでスケッチブックと色鉛筆を持っていきます。
赤や黄に染まった葉っぱが視界いっぱいに広がっています。
「出来れば一番見晴らしの良い所で描きたいな~」
様々な場所を歩いて回りますが、いい場所が見当たりません。
「あそこを上ってみようかな?」
ちょっとした崖があり、そこから腰をかけるのが良さそうに見えます。
「よっ、よっと・・・わ、わ、わ、わ!!」
二歩目を踏み込んだ瞬間にズルッと滑ってしまいました。
ヒュウ
バサササッ
滑って転びましたがほとんど痛くはありませんでした。
「あれ?あ・・・落ち葉がクッション代わりになったんだ」
フカフカの落ち葉のベッドに横になると枯れ葉の匂いがいっぱいに広がりました。
「良いにおい。それに太陽をいっぱいに浴びているみたいであったかい」
なかなか心地良い感触ですが・・・
「ちょっと首の辺りがチクチクする」
地肌と落ち葉が触れているところはちょっとチクッとしました。
「ああ!こうやって落ち葉を見上げるのって良い景色じゃない」
そのまま寝そべりながら絵を描き始めました。
少し手が痛くなってきましたが、休みながら描きます。
すると遠くの方で声がします。
「いしや~きいも~」
「あ・・・お腹減ったな・・・そろそろ帰ろうかな?なかなか良い出来だし」
久しぶりにかけた自分の絵に満足げでした。
「おいもはさつまいももいいけど、じゃがいもをふかしてバターを入れてそれから醤油や塩、マヨネーズなんかもいいんだよね~」
芸術の秋の次は食欲の秋に花が咲きました。
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