女子テニスの浅越しのぶ選手(30)が今季限りで現役を引退することが本日、わかった。
8月28日に開幕する全米オープンが最後の大会となる模様だ。
同選手は兵庫・園田学園高3年だった94年に全国高校総体を制し、97年に園田学園女子大を中退してプロへ転向した。
04年の全米オープンで4大大会初の8強入りを果たし、昨春には世界ランクを自己最高の21位まで上げたがその後、今春にかけて不振が続き、ランクも100位台へ後退した。
中1のとき軟式から硬式テニスへの転向を勧めるなど、サポートを続けてきた父修一さんは「体調を崩したこともあり、昨秋ぐらいから引退を口にするようになった」と話しているそうだ。
今年6月のウィンブルドン1回戦では持ち前のテンポの速い攻撃でシード選手を破って復調の兆しを見せたが、決意が変わることはなかったという。
現在の世界ランクは93位(国内4位)で、25回目の4大大会出場となる全米へは8月下旬に出発する予定だそうだ。
是非有終の美を飾って欲しい!