02年のサッカーW杯決勝と同時に“世界最下位”をかけて戦った「もうひとつの決勝戦」で一躍有名になったヒマラヤの小国ブータンに初のサッカー専用グラウンドができたという。
選手たちは「公式戦の勝利」を夢見て毎日汗を流しているという。
02年6月30日の事だ。
当時、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング202位のブータンは、最下位203位のカリブ海の英領モントセラトを首都ティンプーに迎えて親善試合をし、4―0で勝ったのだが、この試合はドキュメンタリー映画にもなった程だった。
ブータンがサッカーの強化に乗り出したのは今年5月で、FIFA提供の40万ドルと政府援助の10万ドルが元手なのだという。
ティンプーという町の町外れに練習用グラウンドを整備し、寄宿舎もつくったという。
国土の大半が山岳地帯で、これまで陸上競技場か学校の校庭くらいしか練習場所がなかったこの国では、山道を3日歩いたうえ、バスに2日間揺られて練習に参加する選手もいたという。
ブータンサッカー連盟のウゲン・ウォンチュク事務局長(38)は「私たちにとって大きな進歩。20年、30年かかるかもしれないが、国際的な公式戦で1勝を挙げたい」と意気込んでいるという。
選手たちは「公式戦の勝利」を夢見て毎日汗を流しているという。
02年6月30日の事だ。
当時、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング202位のブータンは、最下位203位のカリブ海の英領モントセラトを首都ティンプーに迎えて親善試合をし、4―0で勝ったのだが、この試合はドキュメンタリー映画にもなった程だった。
ブータンがサッカーの強化に乗り出したのは今年5月で、FIFA提供の40万ドルと政府援助の10万ドルが元手なのだという。
ティンプーという町の町外れに練習用グラウンドを整備し、寄宿舎もつくったという。
国土の大半が山岳地帯で、これまで陸上競技場か学校の校庭くらいしか練習場所がなかったこの国では、山道を3日歩いたうえ、バスに2日間揺られて練習に参加する選手もいたという。
ブータンサッカー連盟のウゲン・ウォンチュク事務局長(38)は「私たちにとって大きな進歩。20年、30年かかるかもしれないが、国際的な公式戦で1勝を挙げたい」と意気込んでいるという。