これまでのトンネルを抜け出したプロ3年目の左腕・岩田投手が昨日の横浜との戦いでプロ初勝利をあげた。
「同じ病気を抱える人たちに、やれば何でもできることを見せたい」というのが岩田投手がタイガース入団時に掲げた使命だった。
また、今年の沖縄・宜野座キャンプで同じ糖尿病と向き合う小2の男児と対面した際にも「昨年12月に発症したばかりで、ずっとショックを引きずってるみたい…」と母親の後ろでうつむく姿が、かつての自分と重なったのだそうだ。
だからこそ「ぼくがやらなアカン」と闘志を胸に今年こそ活躍して、自分を信じてくれる人に希望を届けたかったのだという。