
快晴の週末土曜日は、男鹿・北浦漁港より乗り合い釣り船「男鹿丸」に乗船。今が旬の「湯ノ尻沖・アイナメ釣り」なのでした。朝10:00出船、寒風山を眺めながらの釣行です。釣って面白く食べて美味いアイナメ釣り、年に一度は風物詩的に行きたくなるのですな。
午前中は殆ど潮流れず、オモリ30号から開始。一投目でまずまずの型のマダコ氏がヒット、小躍りするのも束の間、その後は殆どアタリ無く呆然。ニギリメシなど食ってアタリを待つこと数時間。
午後15:00頃を境に潮流れ出し、オモリを50~80号に変更、底を取りながら釣り出すとバンバンアタリ始めるのでした。一投一釣、次々にまずまずのサイズのアイナメが上がり興奮は高まりますな。嬉しい外道でソイなども掛かります。
夕刻18:00、納竿。同船の皆様全員、クーラーボックスほぼ満杯になって終えるのでした。全員満面の笑顔、船頭さんも「今日はいがったな!」でした。
こちらが本日一投目の獲物、マダコ氏。なかなかの大物に付き、きちんと捌けるのか、誠に先行きが懸念されたのでありました。アタマをひっくり返して絶命して頂き、ハサミで内臓を切除、塩でグリグリ揉み洗い。足一本だけ生の刺身とし、本体部分は軽く塩茹でとなります。
生&茹で刺身、たこサラダ、たこめしとなって頂きましたがいずれもまっこと絶品。
本命のアイナメは27尾、下拵えは過酷な作業でした。刺身、塩焼き、天ぷらで頂きます。甘みがあってまっこと美味。
本来ワタクシが好むのは軽く細い繊細な仕掛け、長い竿を用いる磯釣りなのですが。年に一、二度気まぐれに行ってガツンと大物が釣れるほど男鹿の磯釣りは甘くないですな。「本当にヤル気があるなら、仕事休んで毎日通え!」とおっかないオヤジに突っ込まれるのが関の山。ほんの時々、釣りをして良い思いをしたければ船での釣行、と相成るのでございます。
それにしても今日の男鹿の海は非常に気前が良かったですな。