気持ちよく晴れたこの週末は、久しぶりにヨメとタンデムツーリング。
ここ数回のクラブツーリングで仕込まれた、岩手の絶景ルートを自分たちで回ってみようというツーリングです。天気も宜しいので三陸沿岸の普代村でキャンプ泊をして、北山崎で海を見てこようというわけですな。
オイル、プラグ交換を済ませたばかりのR1200GSに新調したテントを積み、朝8:30秋田市を出発。仙岩峠を越えて雫石から小岩井へ。農場の緑が目に染みます。
春子谷地湿原。周辺の道路工事が少々興醒めですが。今年一番綺麗な岩手山が見れました。
西根から田代平方面へ、七時雨山荘に向かいます。お目当ては美味しいコーヒーです。ここはイーハトーブクラシックトライアルの出発地点。ワタクシのようなヘタッピは安比高原出発のネリトライアルにしか出られないので、ここから出発することは無いのです。山荘のデッキで、景色を眺めながらコーヒーブレイク。
山荘の周辺はこんなスケールの絶景が広がります。秋になると真っ赤に染まるそうですな。
岩手広域農道で葛巻方面へ。うーん、北海道そのものの景色ですな。こういう絶景ロードへヨメを連れて来れる様になったのも、盛岡のルートマイスターさんのお陰です。感謝!
葛巻から袖山高原へちょっと寄り道。あまりのスケールに声が出ません、素晴らしい景色なのです。
久慈の魚屋さん&スーパーで毛ガニ、ホタテ、イカの塩辛、カクテキ、シメサバ、メカブ、ホルモン、チーズ入りソーセージ、お肉、及び葛巻ワインとビールどっさり、など等今夜の生活必需品を調達。痛風になってしまいそうなメニューです。
そして海を眺めながら普代村に向かいます。
ここが今夜のお宿、「黒崎オートキャンプ場」テントサイト一人¥300也。週末だと言うのに利用客は我々だけでした(笑)地方行政の問題点が浮き彫りになっておりますな。とにかく貸切、贅沢に使わせていただきます。
徒歩1分の「くろさき荘」で温泉入浴¥400也。入浴後は炭火を熾して各種ツマミをジリジリと炙りつつ、夜は更けて行くのでした。それにしてもGSとテントは似合います、絵になりますなあ。
翌朝は北山崎へ。ちょっと怖いくらいの断崖絶壁から、三陸の海岸を眺めます。初めて来ましたが素晴らしい景色ですなあ。
帰途は宮古、国道106号経由で川井村から「大規模林道」を通って早坂高原に向かってみます。この超絶景のワインディングロード、数十キロの極上ルートでありながらすれ違うのはツナギを着たバイク乗りさんだけでした。コレで良いのか本当に(笑)我が国の道路行政に激しい疑問を感じつつ、いち納税者の権利として楽しく走らせて頂くのでした。
2日間快晴のキャンプツーリング、往復700kmの旅でした。R1200GSに2人分のキャンプ道具を満載してのタンデムラン。それでも走りが満喫できてしまう稀有なバイクです。ああ、無理して買ってよかったとしみじみ思う2日間なのでありました。