
キラーンと晴れた北見の朝。イカの塩辛がやたらと美味いホテルの朝飯をガッツリ食べて7:30ツーリング開始。斜里町へ向かいます。白樺の木立が綺麗な「乳酪館」で休憩の後、斜網広域農道へ。どこまでも道がまっすぐな上、秋の空気はやたらと見晴らしが良いですな。ドエライ遠くまでくっきり景色が見えるのでした。

斜里町・611の丘。オホーツク海に向かって1直線に延びる道を見ることが出来る場所、最近出来たらしい真新しい展望台から。

611の丘から続く「天空の道」。良いお天気に恵まれて今日は良い日になりそうですな。

斜里町・以久科原生花園より砂浜に入ります。浜からは見事な知床半島の山々を眺めることが出来ました。やたらとクルマが多く、釣竿が林立してるのが気になりますが・・・何と正体は「鮭釣り」なのだそうです。季節の風物詩なのですナ。

国道334号沿い、遠音別PAに立ち寄ります。ここには「遠音別川サケ・マス遡上観覧施設」なるものがあり、鮭の遡上をごく間近に見ることが出来るのでした。ジツはワタクシ、鮭の遡上を見るのは生まれて初めて。河口に目を向けると、大型のトリさんたちが鮭の遺骸を突っついておりますなあ。大自然の有様を感じる時間、ややボーゼンとしてしまいます。

そして知床横断道路へ。数年ぶりに走った知床はやや紅葉が始まって、景色の綺麗さに目を見張ります。

最近はブームもやや落ち着いたらしい世界遺産知床。この日は国後島がすぐそこに見えるほど見晴らしの良い日でした。

今回の旅で初めて知りました。鮭の遡上をこの目で見ると、やたらと鮭が食いたくなるのですな。それも、焼き鮭定食とか鮭のおにぎりとかそっち方面。しかしながら、そういうときに限って簡単に手に入らないものです。結局今日の昼飯は、サーモンパークにてイクラ丼¥1,900也。やや勇気の要る値段ですが美しい上にまっこと美味。でも本当は、独りで海を眺めながら鮭オニギリが食いたかった12:30也。

野付温泉浜の湯。場所が分からなくて魚村をやや放浪、少し道から入った場所にありました。温い湯とやたらアツい湯に交互に入るシステムの温泉が非常に気持ち良いのです。

午後、虹別の街でBさんと合流。取りあえず景色の良いところへ行きましょうという事で別海町、「新酪農村展望台」へ。

少し落ち着ける場所に行きましょうという事で「多和平」。秋の北海道はあっという間に日が傾きます。

今日のお宿は弟子屈のとほ宿「鱒や」さん。ややオトナ向けのシックな建物、食事も美味しくお酒の種類が豊富な上安く飲めます。いちいち自前のボトルを持ち込まず、宿主さんの薦めるがまま一杯飲るのが吉。

素敵なお宿で過ごす秋の夜。Bさんとずいぶん遅くまで飲んでましたナ。