ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

アオバズク サンコウチョウ ヤブサメ カオグロガビチョウ ツミ オナガ等 埼玉県/東京都

2019-07-13 | 関東地方

アオバズク 埼玉県狭山市にて

7月13日〜8月4日埼玉県にて: 7月ともなると、鳥見シーズンはピークを過ぎ、さて何処に行こうかと悩みます。今年は雨続きで、流石に遠征は控え、近隣を巡って、7月でも楽しめるサンコウチョウやアオバズクを追いかけてみました。
先ずは、7月13日〜8月3日までの土日に出向いた埼玉県西部の山あいのサンコウチョウですが、今年は天候不順が主な原因ではないかと思われる繁殖活動の遅れがある様です。写真は、子育て中の♂か相手の見つからなかったあぶれ♂と思われます。というのも2羽の♂でバトルしていて、1羽は子連れ、もう1羽は未亡人と思しき♀に追っ払われていたからです。
サンコウチョウは興奮すると冠羽を上に立てるようです。本種は表情豊かで、こうすると何だか滑稽な感じです。
この写真では、冠羽を後ろになびかせ、目つきが鋭くなっています。コワモテのサンコウチョウですね。
これはスタンダードなポーズです。
しっかり冠羽が立っていますが、この時、♂2羽でバトルしていたと記憶してます。そのせいでしょう。
後ろが抜けて、枝も被らず、いい感じだったんですが、如何せん暗過ぎて、ほとんどの写真はブレブレばっかりでした。
次からは、8月になってしまった子育て中のサンコウチョウ♂ですが、少し前まであった長い2本の尾羽は抜け、首回りも随分涼しくなっていました。もう換羽が始まっているのに、まだ子育て中で、気の毒なことです。
セミ(ヒグラシ)を捉えたサンコウチョウ♀です。結構な大物と思いますが、うまく捕まえるもんですね。
羽を広げて優雅な舞をする♀です。
地面近くをチョロチョロと動く小さな鳥がいました。なんとヤブサメの幼鳥です。この辺りでヤブサメの囀りの記憶がないのですが、どうやら老化のせいで単にヤブサメの声が聞き取れてなかっただけなのかもしれません。悲しい限りです。それはそうと雛さんは本当にカワイイです。

7月15日 東京都あきる野市 秋留台公園にて: 外来種のカオグロガビチョウが繁殖しているので、一度は見ておこうと出かけてきました。時折雨が降る中、公園の中で待ってみましたが、姿も声もなし。周りは、畑が広がっているので、ひょっとして、そちらで採餌中ではないかと思い、公園から南西方向に行ってみました。すると、ビュッ、ビュッという初めて聴く大きな声がする方を見ると、いましたいました。その名の通り顔の黒いヒヨドリ大のガビチョウでした。外来種もライフリストに入れているので、自分基準のライファーです。あまりじっとはしてくれず、すぐに何処かに飛んで行きました。
この公園にもツミが繁殖していて、巣立った幼鳥が1羽見つかりました。
オナガも繁殖している様で、幼鳥の群れでした。やはりツミのいるところオナガありです。

7月21日28日埼玉県狭山市にて: さて、アオバズクですが、狭山市の2カ所の神社で繁殖し、7月の終わりのこの時期多くのバーダーが訪れます。先ずはこちらの神社ですが、なぜか、お目々をパッチリしてくれて、いかにもアオバズクらしい写真になります。ここでは無事巣立ったらしいのですが、雛さんにはお目にはかかれませんでした。
普通、お目々はこれくらいしか開けてくれないんですけどね。ペアの片割れです。
こちらは、毎年うまく巣立っている、市街地の神社ですが、今年は、2羽の雛が巣立ちました。
親1羽と雛2羽で並んでくれたのですが、もうちょっと寄って欲しかったですね。もっと短いレンズを持って行けばいいだけなんですが‥‥

最後はおまけですが、鳥が見づらいこの季節、野鳥ブロガーの方が載せている綺麗なハチに「こんな綺麗なハチがいるとは、知らなかった!」と自分のフィールドで目を凝らして探してみると、いました! ルリモンハナバチの様です。

次回は、7月30日に出かけたYBツアーの富士山奥庭での小鳥(キクイタダキ、ルリビタキ、ウソ等)とホシガラスをアップする予定です。

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