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みんなの幼稚園

ひぶな幼稚園での子どもたちの様子
モンテッソーリ教育について紹介いたします。

お仕事って?

2023年05月15日 | モンテッソーリ教育

よく幼稚園を見学された方が『みんな静かにやっていますけど、子ども達に何をさせているのですか?』と口にします。でも先生達は子ども達に何かを’させて’いるわけではありません。自ら、自らの成長に必要な物を、自然と選んでやっているのです。

そして、見学者が子どもに『何で遊んでいるの?』と聞くと『お仕事をしているの』と言われ目を丸くしている姿も見られます。

モンテッソーリ教育の現場では、人格的にも技術的にも成長していくので、この活動をしている時は『成長の仕事』をしているといいます。


子どもは「自分の自由意思で選んだもの」には一生懸命に関わります。
何度も何度も繰り返したり、来る日も来る日も続けたりします。
こうやって「自分で選んだ」ことを「繰り返し」やっているうちに、次第に自然と「集中」していきます。
 
こどもはただ遊ぶ存在だと思われがちですが、ただ遊ぶだけではなく、成長のために働いているという考えを持ったのがモンテッソーリです。『子どもは仕事を通して成長する』と言いました。

子どもは、漠然と遊ぶ活動の他に、自分を成長させる目的を持った活動、すなわち『お仕事』を好みます。

ですから、大人は子どもの意志で「自由選択」するのを大切にしてあげる必要があります。

「この方が子どもの将来に役立つから」と不適切な時期に一方的に押しつけ教材を与えたり、お稽古ごとに連れて回ることは慎重にならなければ逆の効果を生む場合があります。

 


モンテッソーリって???

2023年05月12日 | モンテッソーリ教育

 

モンテッソーリ教育のモンテッソーリとは人物の名前です。

マリア・モンテッソーリは、イタリア最初の女性医学博士です。ローマ大学卒業後、障害児の治療教育に携わり、実験心理学、教育学にも研究分野を広げました。


 その間、フランスの医師セガンの著書に出会い、その理論に従って治療教育を進め、大きな成果をあげました。

 そして、障害児に用いた教育法を健常児にも適応する機会が訪れました。
貧困層向けのアパートに保育施設を設け、その監督・指導をすることになったのです。やがて、その施設の子ども達がみるみる成長を遂げ、いつしか各地から、そこで教育を受けたいと、人が集まるようになったのです。

 こうして1907年1月「子どもの家」(現在ではモンテッソーリ教育を実践する幼児教育施設をいう)が生まれました。そこでの実践から生まれたのが「モンテッソーリ教育法」です。
 
 マリアはその後、この教育法の普及と教師の養成に精力的に取り組み、ノーベル平和賞の候補にも幾度もあげられましたが、「私は子どもから学ばせてもらっただけです。」と全て辞退しています。


イタリアの紙幣を飾っていたモンテッソーリとその教育法

 

お仕事(モンテッソーリ教具を使った活動)に集中する園児

 

 


千の鎖

2023年02月12日 | モンテッソーリ教育

いきなり、『1000の鎖』の紹介で???となる方も多いと思いますが(^^; 子ども達の集中する姿をご紹介。

1000の鎖は写真のように、100の鎖が10個つながったとても長い教具です。
当たり前ですが、10のビーズが100個つながっていて、そして1のビーズが・・・

そうです、大人では気の遠くなるような数を、子ども達は自ら好んで数えます。
「今日は300まで数えるぞ!」と意気込む子。1000めで数えきって満足そうにしている子。 そこには、やる気や自信、満足感が満ちあふれています。

上の写真の様に、小さい子ども達がお兄さんお姉さんのお仕事を見て、「いつかは私が・・・」と憧れの目を持つ姿も素敵です。

数の敏感期は、個人差はありますが3歳から4歳の間に出てきて、5歳後半にピークを迎えます。
このような敏感期が現実に存在する以上、大人はそれを援助する義務があります。

でも、何でもかんでも押しつけて詰め込んだりするようでは逆効果です。

モンテッソーリ教育では、日常生活の練習、感覚教育をその基礎として、無理なく
子どもが数概念を獲得して行けるように展開しています。

 

 

周りでもたくさんの子ども達が集中してお仕事をしております。

 


30年度 2歳児保育『子どもの家』見学会

2018年03月05日 | モンテッソーリ教育
モンテッソーリ教育では「2歳頃がこどもの家に入園するに一番の好機」です。

2歳児は好奇心旺盛で意欲のかたまりのような存在で、
魅力的な活動が目の前にあると一瞬、大好きな母親の存在も忘れてしまうほどです。


●対 象・・・・・・1歳10ヵ月頃~3歳
●実施日・・・・・・月・火・水・木・金から自由選択(複数曜日可)
●保育時間・・・・・9:00~13:00
●入園料・・・・・・10,000円(幼稚園進級時に10,000減免)
●保育料・・・・・・ 週1回 ~  5,000円
          週2回 ~ 10,000円
          週3回 ~ 14,000円
          週4回 ~ 18,000円
          週5回 ~ 20,000円 
●預かり保育(30分150円から)
   ・・・・平日  13:00~16:00(最長18:30)
       夏冬休み 7:30~16:00(最長18:30)

☆見学説明会☆
日 程・・・3月19日(月)・20日(火)
      (その他の日でご希望の方はご相談ください。)
時 間・・・9時~10時15分
持ち物・・・上靴(お持ちでなければ必要ありません)
予 約・・・お電話~0154-41-7418
      
★申込み・・・各曜日、定員になり次第締切









もう少し年令が上がると母親への断ち切りがたい関係がしっかりできて、サラリと別れにくくなることがあります。
母子分離の面からも、タイムリーと言えるかも知れません。

では、親の方はどうでしょうか、2歳までは、本当に心も目も離せないほど子育てに専念します。
そして2歳になり、歩行も片言のおしゃべりも上手にできるようになると、少し安心します。

教育的配慮は3歳になったら考えましょうと、つまり、2歳から3歳の間はけがをしないで元気に育ってくれれば十分と、家庭保育の中だるみの時期かも知れません。

ところが、2歳の意欲は早くも人生のピークを迎えます。



大人用の環境の中でいろいろ試しては叱られることの連続ではないでしょうか、「危なくて目も離せない」とこどもの興味のありそうなものはみんな手の届かない所に隠されてしまったりします。

大人はオモチャを与えているからと安心します。
しかし、2歳の意欲を満たすには至りません。

困った2歳児はオモチャを分解することで満たそうとします。
親はそんな事情を察しようとはせず、「何でもこわす困った子」と思いがちです。




意欲的だった2歳児も叱られることの繰り返しに中で、だんだんと意欲が大きく削がれ、3歳の入園のころには、すっかり無気力な子になっていたり、逆にやりばのない意欲を破壊的行為へと向かわせたり。

―意欲的な2歳児にその意欲が十分に満たされる環境に出会わせてあげませんかー

人格形成のうえで一番大切な幼児期にモンテッソーリ教育を受けることが出来たか否かは、その子の一生左右すると言っても過言ではないほどです。

是非、「私がひとりで出来るように手伝ってね」と言うこどもの声に応えられる環境を。







『一日の流れ』

〇9:00~ 登園

「ひぶなの杜 アンパンマンワールド」で元気100倍!! いっぱい遊ぼう!!






〇 モンテッソーリ教育での活動

教育の鍵は「集中」です。
2歳児は騒ぐもの? いえいえ 成長の段階に沿った環境が整えばご覧のとおり。





〇 お外遊び

「ひぶなの杜 ディズニーワールド」でイキイキと♪







可愛い園バスでのお出かけも楽しみ♪




〇12:00 昼食

お友達と一緒に食べるお昼は楽しいよね♪
給食・お弁当、選択制です。



〇 自由遊び



〇13:00 降園



●13:00~ 預かり保育
・自由遊び
・おやつタイム
・制作etc















藤井四段とモンテッソーリ教育

2017年06月29日 | モンテッソーリ教育
モンテッソーリ教育が随分話題になっていますが、一時的なものではなく
沢山の子ども達が触れて欲しいなと願います。
特に天才を育てるという敷居の高い特別な教育法ではなく、誰もが持つ幼児期に育つもの・・・を大切にして上げる教育法です。

『先生がやらせたい』ではなく、子ども自らの『やってみたい』を大切にするサイクルが脳(前頭葉)を育てます。⇒情緒も育ち人格が形成される♪


TVでも紹介されているようです。
https://www.youtube.com/watch?v=NePpI8D3T7E&feature=youtu.be



モンテッソーリ教育って?
http://blog.goo.ne.jp/hibuna/c/5bf7688bf2ec3e07e6dc2f62b40b0c94/5


何故モンテッソーリ教育で脳が育つのか
http://blog.goo.ne.jp/hibuna/e/1f0c79c2980db01a5d2c3602e2adb498


藤井四段に関する記事
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170627-01846436-nksports-soci




これは私の幼稚園のころの作品です。
私もモンテッソーリ教育を受けましたが凡人(^_^.)


こちらは兄の
有りました有りました。ハートバックではありませんが。
確かに兄は将棋が強かったですね~(笑




ひぶなの子達はどうかな~?
とお部屋を覗いてみると・・・
やってましたやってました♪
子どもの成長のカギは集中です!





モンテッソーリ教育らしい親子競技

2017年06月27日 | モンテッソーリ教育
ひぶな幼稚園の親子競技は『一ひねり』があります。

それは日頃の保育・教育とリンクされているかです。

さくらさんは、地球儀や世界地図や日本地図に興味を持ち、それに関わるお仕事をすることがあります。

そこで、さくらさんは~

①子が好きな国旗を取る!


②保護者の方とその国名のプラカードを合わせる!


③その国の挨拶を見つける!


④その国の名物の一部になって 最高の家族写真 を撮る!!!

是非、家族旅行をお楽しみください♪



とっても素敵でしょ?
先生たちが一生懸命製作しましたよ♪


ちゅうりっぷさんも

①好きな?幼虫・卵を取る!



②成虫の姿を考え捕る!!!



是非ご家族でお楽しみください♪

幼児の記憶

2015年09月02日 | モンテッソーリ教育




園児が登園する前は、先生の『お仕事』の時間です。

子ども達に、モンテッソーリ教育(教具)、そう『お仕事』を提供するには、まずは先生がしっかりその使用方法、提供方法、その本質を理解していなければなりません。

そこでの今日の出来事に少し感動を覚えたので紹介いたします。

『お仕事』とは?→http://blog.goo.ne.jp/hibuna/e/4f90df448b90475116e49330bb60fdb8


今朝の『お仕事』は「雑音筒」。

6種類の音がする筒が2セットあり、手で振って音を確認!同じ音を当てる、もしくは大小の順番に並べる。

といったお仕事です。


聴覚の発達・集中力を養う他に、手首の柔らかさが養えます。
手首を柔らかく使うことでより良い音が出るからです。


いつものように私が子役の佐々木先生に提供し、次は佐々木先生の番です。
すると・・・
「えっ? 凄く綺麗な音がして 上手い!」

そんな驚く私に佐々木先生は、
『私、幼稚園の頃、このお仕事が大好きだったのです。』 と。

そう、佐々木先生は、ひぶな幼稚園出身のひぶなの子。

幼稚園時代やった出来事を覚えていることも嬉しい話ですが、綺麗な音の出し方まで覚えているとは驚きでした。

今では絶対音感の持ち主、佐々木先生。
その音感、聴覚はまさか『雑音筒』がきっかけで?
とは言いすぎですが、発達と興味が一致し感覚が研ぎ澄まされていったことは間違いないでしょう。


そんな出来事があった朝の勉強会でしたが、日中にお部屋を覗くと今日も子ども達は『お仕事』に夢中でした。

いつかまたこんなエピソードが生まれるかな???




雨の日は、『ひぶなの杜アンパンマンワールド』で元気100倍!!!


22年前の卒園生

2013年08月11日 | モンテッソーリ教育

今年の夏も嬉しい来園者です。

毎年、夏休みになると卒園児さんや転勤された方々が幼稚園を訪れてくださいます。

土曜日は22年前にひぶな幼稚園を卒園した方が山口県から来園してくださりました。

当時ご家族は転勤で全国を飛び回り、年長の一年間と小学校の一年間の二年間だけ釧路に住んでいたそうです。

今回はなんと! 新婚旅行で道東巡りをされており、幼稚園にも立ち寄ってくださったとのこと。

保育室にはいるやいなや、『これ、やった!毎日学ぶ時間が合ってすごい楽しかった!』 と棚のお仕事や地図を見て嬉しそうに旦那様にお話をされておりました。

その他にも運動会の組体操やお遊戯会での振り付けまで覚えていてびっくり!

更には、モンテッソーリ教育と言う言葉も飛び出し、将来は是非我が子もこの教育を受けさせたい とのことでした。

とても嬉しいお言葉であり、先日はモンテッソーリの全国学会が宮崎県でありましたが、全国どこでもモンテッソーリ教育が受けられる恵まれた環境がこれからも大切なんだと実感いたしました。

子どものための子ども中心の教育。

モンテッソーリ教育を受けられる子ども逹が一人でも増えますように。。。


真っ先思い出したのは地図のお仕事
『これ、いつまでまもお家に飾ってました。』


七五三の全体写真、自分を発見!



モンテッソーリ学会

2013年07月30日 | モンテッソーリ教育
本日、九州宮崎にて熱中症警報が出ている中、全く暑さを感じず学会会場で缶詰状態で研修中です。

今回は眞鍋先生と山本先生も同行し研修中。
二学期は更にレベルアップした先生達に御期待ください。



最初の全体講演には全国から600名近くの関係者や現場の先生が集まりました。








昨日は近場の観光を

モアイ像
イースター島が災害にあった時に復興支援をしたお礼として、世界で唯一建造を許可されたのだそうです。


釧路にはいないカマキリ発見!



今夜は学生時代に苦楽を共にした同期生に再開しました。



明日も頑張ります!

1000の鎖

2013年01月22日 | モンテッソーリ教育
以前に『100の鎖』をご紹介したことがありましたが、本日は『1000の鎖』

なんと100の鎖が10本!!繋がっていますよ。

本当に『千』あるのかな~???
数えてみよう!

好奇心・探究心・集中力・満足感・達成感・自信!!!

数を数える学びの他に、沢山の要素が詰まった教具です。





ふ… と、この『みんな幼稚園』は何回位更新したのかなぁ と思って調べてみました。

1059回

子ども達が一つ一つ数える1000の鎖。
私も一回一回更新をし、やっと子ども達に追いついました♪

ダメと言う前に大人が出来ること。『2』

2012年11月27日 | モンテッソーリ教育
まずは子どもの環境を整えて、子どもの秩序感を観察しましょう。

「見守る」と言ってもやってほしくないことだってあります。
子どもの行動を「にっこり見守れる」ようにするには、いくつかのポイントがあります。

0歳~3歳は、吸収精神というものがあり、環境の全てを自分に取り込みます。
まずは環境を整えましょう。

引き出されて困るティッシュの代わりに、やりたいことを思う存分繰り返し出来るような教材を作ってみましょう。

100円ショップに行けば、アイデア次第で簡単に作れます。


2歳児は、秩序の敏感期がピークです。

場所へのこどわり、物事の順番、誰の物だという所有について、頑固で妥協を許しません。

それが大人には「わがまま」「反抗期」と思われてしまいます。

でもそれは実はとっても大事な時期。

右も左もわからずにいた子どもは、毎日の繰り返しの中で、ようやく自分の位置を定め道筋を見つけます。
それが大人の都合でいつもの状態を崩してしまうと子どもは混乱してしまいます。

ですから、極力いつもの状態に保ち、乱雑うあ順序の狂いを避けたいものです。



次に大事なのは、子どもに接する大人です。

まわりの大人がゆっくりはっきり、口元を見せながら、幼児言葉ではなく美しい言葉で話しかけてあげること。

話し言葉の敏感期なので良い言葉の環境が大切です。


そして、自立に向かうこの時期は、『自分でやる』と言い出します。

子どもはとにかく自分でやってみたいのです。

自分でできるようにやり方を学びたがっているので、動きを分析して、ゆっくり見せてあげれば、あっという間に吸収する時期でもあります。




子どもが 『集中して取り組む真剣な表情』 と 『満足した笑顔』 を生むにはそういった『環境』が必要なのです。


2歳児保育『子どもの家』より

ダメと言う前に大人が出来ること。『1』

2012年11月21日 | モンテッソーリ教育
モンテッソーリ教育では基本的に子どもに禁止や命令をしません。
勿論、お友達や自分に危険が迫った時や環境に悪い影響を与える時は別です。

子どもが興味をもってする事には、動きの獲得、感覚器官の洗練など、それぞれ発達の意味があります。
それは人間が生まれながらに持っているプログラム。

それをただ単に「いたずら」と思い『ダメ!!』とひと言で禁止することは、『成長するな!』と言っているのと同じことです。

よかれと思って、大人の思い描く理想の子ども像に向けてコントロールしようとすれば、子どもを服従させることは出来ても、人格をゆがめるもとになってしまいます。

思い出してみてください。

赤ちゃんが願いりを打ちそうな時、手を出さずに見守り、『おっ もう少し!』と応援をしたはずです。

しかし・・・

子どもが手を使い、大人の生活を脅かし始めたとたんに『ダメ!』を連発します。

モンテッソーリ教育では、『一人でするのを見守り、必要な援助をする』ことを大切にしています。


米や豆を引き出しから取り出して遊ぶ「いたずら」だって、子どもが何回も出来るように整えてあげれば

ご覧のとおり

何度も繰り返し、集中へと導かれます。


『2歳児保育 子供の家』より





個が育つということ

2012年10月16日 | モンテッソーリ教育
『個性』とは人と違うことをする者のことを言うのではありません。
「自分を持っている」と言うことです。

『個』が育っていない『集団』は、自らは動かず誰かが動いたら動き出す。指示を待つ。指示がないと動かない。
これは集団のみで育った人によく見られる現象です。

私達は、子ども達が「自立していて、有能で責任感と思いやりがあり、一生涯を通して学び続ける姿勢を持った人間」に育つことを目標とします。

教えることだけが教師の仕事ではありません。
子どもが自分でやってみたいと思う気持ちを大切に、自分で出来るように援助してあげること。


実はこのお遊戯会シーズンになるといつも感心させられます。
勿論、お遊戯に集中し努力し楽しんでいる姿も成長の証でしょう。

それ以外に・・・


この写真は一見何てことのない集中する園児の姿ですが
後ろでは年中さんがお遊戯の練習をしています。

興味がないわけではありません。
最初は何をやってるのだろう見ていましたが、今やるべきことを自分なりに理解し行動している姿です。
しかもすごい集中力で。


皆が一緒にすることだけが集団ではありません。
これが本当の『集団』・『社会』というものでしょう。



桃年少


白年中


桃年中


白年少

集中するということ

2012年09月27日 | モンテッソーリ教育



子どもは自らの成長に必要なものを好み活動します。

水から選んだ好きなことは何度でも繰り返し長時間やっています。

モンテッソーリ教育では、子どもの好奇心を刺激する活動が沢山用意されています。

自分のやりたいことに巡り会った時は、まわりが騒がしくても一心に集中して作業をします。

この活動のサイクルを繰り返すことで、脳の前頭葉が発達し人格が作られていきます。


モンテッソーリ教育で育った子どもは、『気持ちが落ち着いてとても穏やか』とよく言われます。


子どもは自分のやりたいことを心行くまでやったあとは、心の充実感を味わい、他人にも優しくなります。

自分が尊重されると相手に対しても心を開き、寛容になるのです。


これもまた、前頭葉が発達した人に見られる行動と一致します。








秋の製作中(桃・白)



ホールでリズム遊び(白緑桃)


フルーツバスケット(青・緑)



長袖や園児服を着る園児の姿も目立つようになりました。
空気が冷たく、すっかり秋ですね。


今年度の体験入園はすべて終了しました。
沢山の方にお越しいただきまして本当にありがとうございました。


昨日の様子


『どうぞ』 と 『ありがとう』

2012年05月16日 | モンテッソーリ教育
ハサミや鉛筆、物を相手に渡す時は、持つ部分を相手に向けて渡します。

『どうぞ』  
『ありがとう』

何気ないこのやり取りが、実は最も大事なことですね。




他にも各クラスでモンテッソーリ教具で活動中ですよ
一部をご紹介します。


『数字と玉』
奇数偶数を学びます。


数の分だけきれいに並べられた玉。
上から指を通して・・・・
下まで通らなかったら「奇数』
スー♪っと最後まで通り抜けたら「偶数」です。


『五十音並べ』
木でできた五十音を順に並べていきます。


『色板①』
まず色の三原色から
周りから同じ色を探してみよう!


『色つき円柱』
4種類の色のついた円柱
それぞれ特色も違います。
高さが同じでだんだん直径が大きくなるもの
直径が同じで直径が…
直径も高さも…
高さは低くなっているのに直径が???


『桃色の塔』
みんなで綺麗に積んだ桃色の塔。
でも、あれれ???
どこかひとつ足りないよ
みんなが目隠しをしている間に、先生が一つ隠したんだけど、どこか分かるかな?


『構成三角形』
同じ辺と辺が合わさると、違った形が出来るんだよ。
ほら、これが平行四辺形。