みんなの幼稚園

ひぶな幼稚園での子どもたちの様子
モンテッソーリ教育について紹介いたします。

「指先の運動」と「脳の発達」

2011年12月09日 | モンテッソーリ教育
幼児期の子どもはとにかく指先を使った活動が好きです。

なぜかというと、それは単純に「運動の敏感期」で幼児が自ら成長・発達するために欲しているからです。

そして、その活動は繰り返し繰り返し行うことにより、その動きの習得が出来るとう他に、「集中力」「自信」「情緒の安定」(教具に対する愛着・他人にそれを伝えたくなる、教えたくなる。)が身につきます。

これはまさに、人格形成と繋がるものです。



そして、指先の運動を繰り返し繰り返し活動するといことは、脳に繋がる神経細胞を成長させ、脳細胞を活性化させます。

脳が最も発達するのはまさにこの幼児期。


そう考えると、なぜ幼児が指先の運動を繰り返すことを好むのか、その環境を作ることが大切なのかが自然と見えてきます。


『本日の青組の様子』


「つむ棒箱」(数と指先の運動教具)


箱の中は抽象的に0~9の数字が書かれており仕切りがされています。
その中に具体物である「棒」をその数分入れてきます。


ただ入れていくだけではないのがこの教具の考えられたところです。

幼児期の子は、同じ形の物が複数あるとまとめたがる傾向にあります。(秩序の敏感期)

それと同時に「運動の敏感期」にある子は、これをゴムでまとめるという作業を好みます。
(ご家庭でもゴムを使った同じような出来事がありませんでしたか?)
最初は難しいゴムの扱いも何度も何度も繰り返して習得します。

勿論、数の概念も知識として習得していきます。


ゴムの扱いは、先日お伝えした『お手本の見せ方』で。


あとは黙々と・・・









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