平和エッセイ

スピリチュアルな視点から平和について考える

ジュセリーノという予言者(1)

2007年01月17日 | Weblog
昨年12月末ですが、テレビのチャンネルをまわしたところ、たまたまビートたけしの超常番組特番をやっておりました。そこでジュセリーノという予言者のことが紹介されていました。

たま出版から近々彼の本の翻訳が出るそうですが、たま出版のサイトでは、以下のように紹介されています。

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ブラジルのサンパウロから、車で二時間ほどの田舎町に住む、一人の予言者が最近注目を浴びている。
ジュセリーノ・ダ・ルースという47歳になる専門学校教師だ。

9歳の頃から、家族の身に降りかかる事故などを見通す能力があり、近所の人々も相談事を持ちかけていたほどだったが、深いキリスト教信仰を持ち続け、今日まで清貧を貫いている。

彼の予知は、基本的には夢によって情景が出てくる。同時に、その内容を伝えるべき相手の名前と住所が夢の中で指定されるのだ。相手とは夢に出てきた事件の当事者や関係者だ。ブラジル国内だけでなく、世界中で起きる大事件であるところがすごい。

日本へは、昭和天皇宛に崩御と神戸地震を79年に警告している。崩御は89年1月、神戸地震は95年1月である。
だいたいは書留書簡で事件の警告は送られるので、手紙の日時が残され、実績の裏付けとなっている。

最近そのデータをまとめた本が出版され、ブラジルではテレビや雑誌などからインタビューが殺到している。

東スポ紙でも新春鼎談などで、予言の証拠書類が紹介される予定になっているほか、12月30日のテレビ朝日「ビートたけしの超常現象特番」(午後6時半~9時)が、日本初のインタビューをおこなう。

また、これまで記録に残されている予知事件は8万8千件にのぼる。
主だった事件を本書よりあげてみよう。

・ 9・11同時多発テロとイラク戦争、サダム・フセインの所在情報
・ スマトラ沖大地震とインド洋の津波
・ チェルノブイリ原発事故
・ オウム真理教による東京地下鉄サリン事件
・ ダイアナ妃暗殺事件
・ プレスリー、ビージーズ、ビートルズメンバーらの事故・病気・死亡
・ アイルトン・セナの事故(殺人だったとしている)
・ ブラジルのサッカー優勝と敗退

そのほか多いのは、ロシア、ポルトガル、アフガンなどで起きたテロ事件に関する詳細な予知のほか、ブラジル国内の汚職事件の告発が目立つ。

また災害の予告が的中した国からは、大使が接触して今後の予知情報を求めてきているほか、情報機関から自国の予知情報の非公開を強要する動きもみられる。
これまでジュセリーノ氏がおこなった予言は、90パーセント以上の確率で起きているといわれている。

過去のこの高い実績から、それでは未来はどうなるかが気になってくる。
この本の著者は、執筆中にも、次々と予知が実現していくのに驚いたと書いているが、そのデータを見ると、今後半世紀ほどの状況が詳しく予言されている。

地震、津波、温暖化現象による旱魃や飢饉、経済変動、ウイルス感染の猛威など、これまで以上に全世界的に自然環境が過酷なものになることが記述されている。
アジアや日本に関するものもあり、期日が特定されているので、安易に公表していいものかという懸念もある。

しかし、ジュセリーノ氏は「予言は警告として受け取り、そのための手立てをすることで、回避することが重要だ」という立場を主張している。だからこそ手紙を出し続けているのだという。
天災や事故の防止に万全というものはないだろうが、天気予報や地震予知なども完全とはいえないにしても、突然襲われるよりは準備しているに越したことはないだろう。
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http://www.tamabook.com/j_nirasawa/frame.html

ジュセリーノは、近々大阪で大地震が起こる、とも予言しているそうです。この予言を信じてノイローゼになっている人もいるようです。

でも心配いりません。彼の予言は大部分が外れるでしょう。

「南米通信」というブログでは、2006年9月29日(金)に起こった、ブラジルのゴル航空1907便墜落事故をジュセリーノが正確に予言したことが書かれています。ジュセリーノはたしかにある種の未来予知能力の持ち主であると思います。

しかし、未来予知というものはなぜ可能なのでしょう? そのメカニズムがわかれば、予言された未来を変えることもできるのです。未来を変えることができれば、未来を恐れる必要もありません。