松井秀喜は前向きだけれど・・・。

2007年03月12日 | 松井秀喜

今季、松井は並々ならぬチームの中心として自他共にシーズンを乗り切ると思う。ただ彼1人が乗り切るだけでは到底「リング」は手に入らない。人は嫌な経験をするとそれは過去の経験として「トラウマ」という表現をする。嫌なことは誰しも思い出したくないものだ。ただ、スポーツ問わず、ビジネスは同じ場面、境遇に多々遭遇する。それをトラウマとして逃げるわけにはいかない。逆にそれは精神的なコントロールで回避出来ることもありプラスの成果になる。大抵、私も含め回避したいが、野球を例にとれば、幾度となく、それは待っている。逆に相手から、相手の盲点としてそこだけを狙ってくる、狙い続けることは言うまでもなくアンフェアではない。やるしかない、克服するしかない、というより、それをいかにも克服したかに見せる、出来れば「克服した」と相手に見せつけなければ相手に「生涯なめられる」ことになる。今、OP戦真っ只中だが、手の内は見せないのはどうでもいい。打たれても、抑えても、打っても、打てなくとも自分を信じ、精神と心の奥底で秘める闘争心が心の中で燃え滾ればいいのだ。まだシーズンに立ったことのない選手も、マイナーとメジャーを行ったり着たりしても、フィールドで成果を出せば誰も文句は言わない。今季、ナリーグはこの時期、俺としては別にいいが、気になるのはブルージェイズ、アスレチックス、タイガースが気になる。特にTORとDETの2チームは意外と怖い存在だ。しかし、敢えて、キャプテン、ジーターの言葉を借りて思うのは「ヤンキース自身」が最も敵だ。トーリ采配は信じるが、あれこれ代えてはマズイ。それとパバーノは切り捨てていいと思う。(交通事故で訴訟中、全くチームに参加していない!!)投手あっての野球だが、ヤンキースは今、投手陣の整備は万全ではない。先発の4人では原則、夏まではいいが、それは中継ぎ、抑えがいてのこと、一見、プロクター、ファーンズワース、リベラで問題なしと言いたいが、今季はその程度でいたら必ずやられる。松井が前向きなのは結構、でもこのOP戦の時期こそ危機感を持たなければ、4/2以降にあたふたしても、MLBの世界、他チームの逸材は、口を閉ざして、戦うのだ。きな臭いNPBだけに今年も益々MLBから目が離せない。いや、10月迄目が離せないようにして欲しいものだ。


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