HIDEO NOMO

2005年01月31日 | MLB
明日から日本の野球チームがキャンプに入る。このキャンプの良し悪しが秋まで続く優勝争いに残れるか、残れないかと言っても過言ではない。
今年は少し盛り上げていただきたいものである。
しかし野茂英雄には頭が下がる。まさに「英雄」HEROである。

1995年MLBがストの中ドジャースと契約しドジャーブルーのユニフォームが輝き、野茂の本場で野球が出来るという野球小僧の顔が印象的だった。もう今年で10年になる。

新人王、オールスター出場、ボールが飛ぶ打者に有利とされるコロラドの地でノーヒットノーランも達成したバケ者だった。西海岸どころか全米にそれこそトルネード旋風が巻き起こった。
今は日本プレーヤーが代理人等を立てて高額、好条件でメジャーに行けるようになったがそんな時代では無かった野茂の時代、彼が道を切り開いて行ってくれたと思う。

イチロー、松井も最高のプレーヤーとして誇りに思うが36歳でしかもスターターを任せられる投手野茂も最高のプレーヤーと言えよう。

NOMOベースボールクラブを設立し多くの野球小僧に自費で野球を教えている。そのクラブ生が先日子供達に野球を教え、無論、野茂も参加していた。

ドジャースから戦力外になりメッツ、カブス(3A)、デトロイト、ブリュワーズそしてまたドジャースにと転々し今季はデビルレイズでプレーする。腐らず、表情に出さない野茂もいろいろ葛藤があっただろうが決して日本には帰ってこない。デビルレイズはマイナー契約だが本人も「先発ローテーションに入らなければ契約はしない」と自信とやる気ある発言で戦って行く。

確かに10年前よりも急速、球のキレはないが「技術」は向上している。デビルレイズは松井のいるヤンキースと同地区であり今年は野茂VS松井がきっと多く観戦できるだろう。
自分のために、将来の野球小僧のために日夜、野茂が奮闘している姿に敬服する。

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