「スポーツ界、燃える男不在」

2013年07月03日 | スポーツ全般
世界が熱狂し、感動し、涙した「ロンドン五輪」から早1年が経とうとしている。

眠い目をこすり深夜でもLIVEで見て仕事へ行く姿に欠伸が出た。

日の丸を背負うスポーツなら今で言えば視聴率からも伺えるサッカーだが・・・

通年のスポーツまた近年のスポーツにいまいち熱くなれない自分がいる。

スポーツと音楽は国境を超え、好きな人なら平素のモヤモヤも吹き飛ぶパワーがあると俺は今でも思っている。

ただ最近はそのスポーツ以前に子供でも首を傾げる「不祥事」のほうが先行している。

「私は不祥事だとは思っていません」なんて言うお偉いさん?の発言にがっかりを超えて情けなくなった。

まあ、昔は不祥事がなかったか?と言えばそれはあったのだがそれ以上にスポーツは熱かった。


「燃える男、長嶋茂雄」「燃える闘魂アントニオ猪木」は別格だが。

素晴らしいプレーの中でもなんかやってくれるって選手がいたよね。

一例だが星野仙一、ジャンボ尾崎、ラモス瑠偉、中畑清、清原和博、貴乃花、千代の富士、新庄剛志、長州力等々。

この世界に名を残せば一流だが「なんかやってくれる」「なんかこの重たい空気を一掃してくれる」

所謂、迫力が全身に宿りそれが見ている側に伝わって来た。

今の選手だって素晴らしい選手は当然いるが「クールでストイック」相手を尊敬しつつプロの世界でそんなに喜怒哀楽は

見せない流儀があるように見える。それが絵になれば言うことなし。

でも、なんか普通に時間になって試合が始まりいつの間にか終わっていたなんてことがある。

もっと言うなら結果だけネットで見て終わりなんて人もいるだろう。

乱闘や暴言は良いとは言わない。一種それは試合こみのパフォーマンスでもあった。

現場でやっている方は並々ならぬ努力と練習で心技体を鍛え続けているのは十二分に分かる。

でも、盛り上がらない。と思っているのは俺だけなのか?

例えば野球。このままいってこのゲーム差でクライマックスシリーズなの?

日本人横綱誕生するの?

世界の切符は手にした。その先は?

一昔前に比べたら「技術的には」今の選手のほうが上なのかもしれない。

ただファンが熱狂して(好きなチームの応援は除く)ワクワク、ドキドキする「あの感じ」は薄れている。

上司の顔色を伺うかのように「自分の気持ちを抑えて、抑えて」

フィールドの中でなんか格好良いけど「泥臭さ」みたいな燃える男が出てきて欲しいな。


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