沢村拓一がお立ち台で吠えたのは。

2012年10月21日 | 野球
後がない巨人。

アドバンテージがありながらあっという間に3連敗。

その窮地を救ったのは沢村だった。

俺は沢村が巨人のエースにというかエースであるべきだと今も思っている。

外から来てあっさりとエースNo「18」はこのシリーズに出られない投手よりふさわしい。

シーズン中も打線の援護がなく常に勝ち負けが五分。ウエイトを上げて臨んだ今シーズン。

躍動感、威圧感も新人離れしていた。野茂も気になる選手として挙げていた彼の「何かふてぶてしい」態度。

それは巨人にはなかった。江川はそうだったかな。

ふてぶてしいより紳士で、オーラ、スター性が巨人。

短期決戦でしかもホームで負けが続けばなんとか流れを変えたい彼の言動の表れだった。

「やったぜぇー!」「あしたも勝つ!」

こんな言葉を声量もあってお立ち台で聞いた覚えがない。

貧打、先発投手の崩壊、運の無さ・・・。これを払拭した言葉だ。沢村が吠えるなら俺たちも吠えないと。

そんな気がした。

独走で勝ったリーグ優勝チームはこのままで終わってはならない。

「今日も勝つ!!」

勝てるチームなのだから。


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