シアトルでは見事に大リーグで成功し、その後、数々の記録で世界の野球ファンを魅了しリスペクトされた。
ただ地区優勝すら出来ないシアトルで若手育成に力を注ぐも成長の兆しある選手が現れなかった。
イチローはただ任されたことを一生懸命やり誰よりも練習し結果を出したが若手の実力ないもの、マスコミから「疎外」されるよう
になった。
あのイチローに付いて行くというのも酷な話だが、「勝つことに貪欲になれないチーム」にきっと見切りをしたと思った。
メジャーでは100年以上ワールドチャンピオンになれないチームがある。
そんな折、常勝ヤンキースに移籍したが、当時のメンバーで昨年俺はヤンキースがワールドチャンピオンに成れる実力はあったと思
う。夏までは。
打って走って守って状況判断に卓越していてそんな選手は当時ヤンキースにはジーターしかいなかった。あのジーターは引退する年
だったのに若者は付いて行けなかった。アラフォートリオ(ジーター、イチロー、黒田)に。
しかし、その3人でイチローを何故起用しなかったのか?今でも不思議でならない。
彼曰く「試合に出続けて入れば感覚はすぐ甦る。準備は常に出来ていると言っていた」
彼にチャンピオンリングを2個以上挙げても決して不思議ではない。ただチームプレーのスポーツではそれが出来ない。
彼がマイアミと日本で異例の契約をした。元来明るい彼は若いマイアミの選手と仲良くなるまでに時間はかからなかった。
怪我をしないだけ凄いことなのにルーティンも凄い。
イチローを見習え、イチローは殿堂入り出来る、イチローは年齢を感じさせない。
王さんの日本最多得点記録を更新しチームからホームベースを贈呈され皆で記念撮影をし、寝転がっているイチローが俺はとても
好きだ。
きっちイチローもこのチームを愛し、スーパースターにも委縮しない若手が逆にイチローもやりやすい気がする。
後は、監督が常に起用しイチローの背中を見て全員が勝利に貪欲になれば、マーリンズ世界一、イチローリングゲットは充分有り
得る。ヤンキースにももう少し柔軟な対応で今年もイチローの雄姿を見たい反面、彼が楽しく、真剣に野球を出来る環境こそが一
番必要ではないだろうか?
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