今回のウルルン、KABA.ちゃんを見直した。

2006年05月02日 | エンタメ
過去、小室哲哉ファミリーとしてdosのメンバーの一員だった。以後、解散しオカマキャラでタレント活動しているKABA.ちゃんは別に何の対象としても見ていなかった。ただ今回の「世界ウルルン滞在記」で彼の奮闘ぶり、愛情に感動させられた。今回の訪問地はタイから首都バンコクの北西に隣接するノンタブリー県。ここには交通事故をはじめ、飼い主がいない犬が1,001匹もいる。タイは数回訪問し仏教国として人は親切で自然も綺麗だが整備されていない土地や凶悪な犯罪も頻繁に起きている。また年間通して気候も暑く、湿気が多いので水を飲みながら観光しないと慣れない観光客はその気候に体力を失われる。しかし地元の人間はたくましい。
そこで今回のウルルンは自らも愛犬家で有りその施設のお手伝いに出向いた。とにかく重病な犬から、完治して健康な犬まで様々な種類がいる。この施設を寄付だけで運営し年間に維持費は1.200万円程度かかると言う。餌作り、小屋の掃除、糞の掃除、散歩、リハビリと灼熱の太陽と消毒等の匂いは過酷な労働である。それをKABA.ちゃんは一生懸命手伝い、3匹の犬の面倒を任せられた。特にウィッシュは交通事故で歩くことも立つことも出来ない。そこでKABA.ちゃんは懸命な手伝いをし、奇跡的にウィッシュは立ちあがり、歩き始めた。その時、涙が溢れていた。司会陣もパネラー陣も号泣でやはり、ペットとして一番身近な犬だけに共感させられた。もう犬はペットというより家族という認識はもの凄く強い。その逆でこうして飼い主に見捨てられたり、事故を起した人間が特定出来ない。施設で働く方がいらっしゃることが素晴らしいが出来ることならこういう施設がなくなるような世界であって欲しいとも思った。現国王が大の愛犬家として知られるタイ王国。野良犬を引き取って育てたり、警察犬として訓練する王室プロジェクトを進行させるている。この施設の責任者サタポンさんを始めとし、ボランティアを含めたスタッフ27名がいる。老朽化や犬小屋も手狭になったため、隣近所の土地を寄付し購入したが施設を建てるお金はまだないと言う。「犬も家族」これを忘れない温かい心で犬に限らずペットを飼うという責任の下で、接していかなければいけないと痛感させられた。


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2 コメント

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感動! (megumi)
2006-05-02 21:40:12
犬話は弱いですねぇ。

犬を飼ってるせいでしょうか。

「飼ってる生き物は家族」って、飼い始めた当初はきっと皆がそう思ってるのだと思うのだけど、それがそうではなくなっていくっていうのは理解しがたい・・・というより、理解したくないです。

動物って正直で、愛情を注げば注ぐだけ応えてくれる様な気がします。

オガチャンさんが言われるように、そういった施設が必要の無い世界になって欲しいと思います。

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megumiさんへ (オガチャン)
2006-05-02 22:22:06
お久し振りです。私も犬好きで今は飼っていないのですが仕事とか始まった時代にまともに面倒が出来なかった苦い思いでがあります。田舎に犬が居て行く度に久し振りなのに僕になつき帰京する時はワンワン吠えて寂しい幼少時代も思い出しました。でも犬は本当におりこうさんで愛しいですよね。でもこうして募金だけて24時間365日世話をしている方々に頭が下がりました。なんか僕の会社の近くで犬と一緒にカフェとか車に乗せている光景を見ますがもうそれは家族のようです。ただそれがファッションぽくならず、日本ではあまり聞かないこういう飼い主のいない、怪我、病気の犬のケアする場が増えるといいですね。
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