篠田麻里子卒業に賛成票を投じます。

2013年06月09日 | エンタメ
AKB48総選挙。

もはや国民的行事となり経済評論家、ジャーナリスト、コメンテーターから大学教授まで

1位は?神7は?抵抗勢力は?とまあ昨日は「AKBの日」だった。

順位とかセンターとか。俺は別に興味がない。

ただ日本の長いアイドルの歴史を見てもこれだけのプロデュースや国内外にも

注目させるというのは見事だと思う。

昔、アイドルというのは「高嶺の花」で遠い存在。「本当にいるの?」ってすら思えた。

女性アイドルに男性ファンは野太い声とハチマキに紙テープが会場に舞うイメージだった。

「会いに行けるアイドル」は全く逆の戦略の中、ファン主導で見事にその地位を今のところ確立した。

しかし、流行は廃れる時期が必ずやってくる。

そこで260名強の一大グループから「いかに引き際を作るか?」で今回の篠田麻里子の卒業は良かった。

まあ、野球の長嶋さん、王さんそして昨年の松井秀喜と「引き際の美学」がそこにあった。

AKBでの居場所はもうない、というよりもういいと思う彼女達はこれからもどんどん出てくるだろう。

記憶に新しいのは前田敦子。なんか今は好きな事に熱中し、AKB時代より綺麗になったと思う。

板野友美だって集団でやるより個のほうが彼女らしい居場所がたくさんあると思う。

そして今回の篠田麻里子。

彼女はそもそも歌も踊りも上手いとは思わない。

ただバラエティの対応、MC、彼女の好きなファッションは別にAKBファンでなくとも違和感がない。

かえって、10代後半から20代前半のこと踊っている方が違和感がある。

「上からマリコ」「マリコ様」ってAKB時代で充分。

彼女にはそういう素質があると思っていた。

「AKB48さん」です。と言われるより「篠田麻里子さん」です。と紹介された方が

彼女には似合う。

今回の卒業、AKBファンの方もメンバーも異議なしだと思う。

恋愛だってすればいい。

でも彼女の持つアイドル像というかタレント像はこれから開花するはずだろう。

AKBで培った心得があればそう曲がったことさえしなければ一回りも二回りも成長するだろう。

ファッションを勉強にパリやイタリアへ行き、トーク出来る場、ラジオにMCの仕事を重ね

演技の勉強に多くの芝居や映画を見てもっと知識を高めて頂きたいと思う。

あなたはこれから更に飛躍するために「下からマリコ」で今後の活躍をお祈りします。

世間はあれこれ言うでしょうが。

俺の中では今思うと推し面メンだったかな。