ヒデオ ノモ、彼の挑戦はまだまだ続く。

2008年02月20日 | MLB


今年は、走り込みから投げ込みとピッチが早いのかとてもい汗をかいているように見えて仕方がない。フリー打撃に登板した時も「威風堂々」としていた。制球が良かったか?悪かったか?そんなの大ベテランの野茂には問いかけるも不必要。
大抵の野球ファンなら、もうドジャース、レッドソックスのような野茂は見れない、終わったと言う人もいる。10年以上も経てば、誰しも体力は衰える。しかし、彼の場合は終わらない。どこの球団だろうがマイナーだろうが表情にも出さず愚痴ることもない。昔のように熱狂的ファンが少なくなった。それは別段、彼の野球道とはあまり関係ない。

ここまでやらせる彼の本意は何か?いろいろあるだろうけれど、俺的には2つ。

1つは野球の神様が「まだやれる、やりなさい」と言っている

2つ目は「感謝」に報いる。ファン、お世話になった今までの球団、NOMOベースボールクラブの若者達そして家族へ。

このままじゃ終わらない、昔、テキサスがバレンタイン監督の時、ライアンを引き抜いた。MLBピッチャーの歴史上とてつもないHEROだ。

焦ることはないけれど若いチームに英雄(HERO)がいるのも悪くない。アリゾナの地でこの男にはブルーが良く似合う。