55番よ!!ニューヤンキースタジアムは待っています。

2007年12月13日 | 松井秀喜


松井秀喜の移籍か残留かに関して、連日、報道がされている。
各紙も松井がサンフランシスコへ有力としているが、まだ、憶測に過ぎない。最終的には球団関係者、代理人テレム氏、そして松井本人によって決まるだろう。
しかし、ヤンキースからいなくなる彼を想像すらしたくない。
本人は「選手である以上トレード話はあって仕方ない」と言いつも、メディアが先行して、彼は今、恒例のコマツを訪問し、ただ息の長い選手として手術した膝のリハビリを中心として身体のケアと益々の向上を遂げるべく1日1日をおくっているに違いない。
しかし、去った親愛ある指揮官トーリ監督がいたら。とついつい思ってしまう。「たら、れば」はないが、チーム内競争も分かるし、今の「ウィンターミーティング」の時期では仲間も声高らかに残留希望とも言いにくい。がジーターキャプテンはどう思っているのだろう。他の生え抜き選手も自身のことで精一杯のオフだったしな。
ヤンキース軍団は当然好きだ、ただフロントに納得がいかない。
松井があれだけ活躍しクラッチヒッターに徹し、怪我からの復活であれだけの試練を乗り越え、ヤンキースタジアムに戻ってきた時、あれだけスタンディングオベーションをされた選手はいるのか?デーモンの肩、守備?ジオンビー28億円?随分お高い選手をベンチに温めるよね。若手生え抜きを出そうとする意図も分からない。
ただベースボールはビジネスだ。彼がSFに行ったとしても効果が出るのか?ボンズを引き合いに出されても迷惑だ。
それに来年はオールスター、再来年はニューヤンキースタジアムのこけら落し。その時に日本人選手がいないヤンキース。
当然、松井秀喜観戦ツアー等旅行会社はとりやめ(日本人観光客の激減)、ヤンキースタジアムの企業広告は撤退、グッズ売り上げ当然なし、NHKBSとのTV放映権の解約、インターネットTV(MLB.comを中心に見られていた方)の契約延長却下と松井秀喜が去ればこれらのお金が入らないと予想されその額は松井の年俸どころではない。お金持ち球団と言いながら実は大赤字球団なのはご承知だろう。

ただ、55番は「ベースボールプレーヤーだ」それらは、お偉いさんに任せるとして、年越しまで後、17日。ピンストライプ決定で年越ししたいよね!!秀さん。