あなたの心に残る本、好きな本は何ですか?

2007年10月27日 | 独り言
読書の秋。
しかし、今年は秋らしい日が少ない。
先日ある記事に先進国で一番、本を読まないのが日本だと書かれていた。
インターネット、携帯の普及とは言え、他の国も普及しているのは言うまでもない。ライフスタイルの変化もその一因なのか?
反面、英検より、漢検ブーム。TVでは、国語、漢字の番組は高視聴率を維持している。
新書の横に文庫でブックカバーを有名人やお洒落っぽいイラストにして、昔の文学が売れている。印象に残る作者には夏目漱石、太宰治、芥川龍之介の作品が並ぶ。
偉大な文豪の作品を改めて読もうという兆しにはとても良いことだと思う。
中には「自分の生き方(人生)に疑問を持ちながらも、たくましく生きるメッセージ」が込められている作品が多い気がする。
また、新書にしても、渡辺淳一氏の作品は出版される度に、ベストセラーになる。
これも、「なんかもっと楽しみなさい人生を」というメッセージが私には感じられた。
混沌した現代に一筋の光を求めるのか?「求めない」がいいらしいが。
私は山崎豊子さんの作品は好きですね。
心に残る作品はいつ読み返しても、自分にとっては「何かのキッカケ」になりますね。もう一度、閉まってしまった本を読み返そうと思う。