中田英の引き際の良さに感銘。

2006年07月04日 | スポーツ全般
日本のサッカー人気を盛り上げた立役者はもうピッチで見ることが出来なくなった。この引き際の良さに感銘した。勿論まだ辞めて欲しくないというファンはたくさんいるだろう。サッカーというハードのスポーツだが29歳なら野球で言えばイチローや松井秀より年下。そんな逸材が引退するとなれば日本人としては寂しい。でも中田自身限界を感じていたらしい。自分の心の壁が崩れ、人前で泣く事のない男が涙した理由は今までの彼の華麗でもあり苦闘でもあった日々を走馬灯のように振り返り、そして決心がついたのだろう。そんな簡単な理由だけではないだろうが。とりあえず「お疲れ様」と言いたい。今後はCMの出演の株も益々上昇し中田人気がそう簡単に消えることはないが彼はとにかく頭がいい。試合でもそうだがイタリア語、英語を始めとしその国で戦う以上コミュニケーションはプレーとやはり「言葉」だ。同じ国民同志でも意思の疎通が難しい中、彼は忙しい時間を割いて勉強する姿はプロ中のプロだ。サッカーに関わる仕事は続けるというがあれだけサッカーを愛した男が簡単に離れること出来ない。ただ中田は独自の世界観があるから指導者として成功するかと言えば?マークがつく。ニューヨークに購入したビルを拠点に、「旅人」とし各地を旅行し見聞を広めるらしい。幅広い趣味、知識を生かし、中田がこれからどういう人生を送るか?人事ながら興味はある。頑張って、そして今まで出来なかったあなたの知識を如何なく発揮して下さい。いい引き際ですよ!!どっかの総裁やキャプテンが断固としてやめないいい大人がいるけれど中田に見習えと思う。