若大将改革に期待。

2006年01月28日 | 野球
巨人の長い歴史では史上初となる1,2軍合同自主トレが、川崎市のジャイアンツ球場で行われた。原監督も視察。チーム史上ワーストの4年連続V逸は回避したいナイン、フロントの危機感が浮き彫りになった証拠と言える。
円陣を組む選手の背中に番号はない。63選手がキャンプイン5日前にジャイアンツ球場に集結した。上も下もない実力者だけが堂々とグランドで暴れて欲しいという現れにも思えた。しかし、そこはプロ。メジャーに関しては調整はあくまでも個人主義。キャンプでは既に身体は仕上がり大まかなチェックをコーチ、監督がする程度。首脳陣が声をかけないことすらある。この合同キャンプが吉と出るか凶と出るかは別として、これだけ危機感を抱かせないと選手が自主的に動かなくなってしまっている現実があるのかもしれない。いずれにせよ4年連続V逸は巨人にとっては許されないのかもしれない。ただ野球は刻々と変化している。昨季のボビー野球を見ていればどのチームが優勝してもおかしくないかもしれない。巨人ファンもアンチ巨人も巨人の弱い姿は見たくないという意見は一緒ではないだろうか?