松井秀喜の心の中は決まっている。

2005年11月09日 | 松井秀喜
松井の代理人アーン・テレム氏とキャッシュマンGMが日本時間10日に直接交渉することが明らかになった。最悪のケース、ヤンキースに別れを告げなければならない展開を、松井は覚悟していた。ただ「ヤンキースに必要とされて残るのが一番」と名言している。膝の悪い松井にとって人工芝の球場を本拠地としているチームは向かない。松井も「ヤンキースではまだ何もしていない、やはり本拠地でブーイングされるチームなんかない、でもニューヨークの大都市でいろいろな人間が居てファンがいる。そこで世界一になりたい」と。この日のニュースで恩師長嶋茂雄さんに贈る“バット箸”が松井の折れたバット(メープル材)で作成された2膳の箸が、リハビリに励むミスターの元に届けられる。オフと言っても松井の野球人生の中でこれだけ苦悩しているオフはないだろう。ただ恩師に対しての気遣いは忘れない。こういう松井が俺は大好きである。心中、松井も決まっているだろう。それがヤンキースであることが松井にとってもファンにとっても一番だと思うが彼の勇姿を来季も見られるのは間違いない。是非是非いい契約を心から望んでいますよ秀さん!!