気になること

視点を変えて、近頃気になること

不思議発見

2022-04-06 17:14:28 | 発明
 東京にある「発明学会」は、個人や中小企業の発明を奨励する一般社団法人で、私が参加してきた地域の任意団体である発明研究会(日本各地にある)と協力関係にある。発明研究会は発明・工夫・改善などを楽しむ趣味のグループである。

 発明の例として、千葉発明研究会の会員による「極薄PP袋 開封具」は、コロナ禍でおしぼりが置かれなくなったスーパーで、野菜などを袋詰めする極薄袋の口が、年配者の乾いた指では開けにくいことへの対策品である。従来、伝票をめくる時に使っていたジェルを、カード形式にして財布に入るようにした。
 言われてみれば簡単だが、「不便なことの発見」⇒「解決アイデアの創案」⇒「試作の工夫」を経て完成の喜びは本人が一番感じる。

 一方、子ども達に実験・工作を通してものづくりの楽しさを教えるグループがある。ほとんどは、知的所有権を得られない公知のものである。しかし、不思議な現象の発見、人をびっくりさせる工夫、難しい工作への挑戦などは発明・工夫に通じる所が多い。
 実験・工作で子どもたちに伝えたいのは、不思議に気付いて理由を考えたり実験すること、生活の中で何か困った事にぶつかったら、一つではない解決方法を試みる知恵である。

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