気になること

視点を変えて、近頃気になること

意味の形骸化

2024-05-06 10:48:43 | 日記
 寺の総代をしている。新年の総代会終了後に、弁当を貰った。何の説明もないまま、誰が呉れたのかなどと余り疑問も持たず、総代会の費用から出る慣例のものと思っていた。
コロナ以前は寺の主催でやっていた新年会ができなくなった代わりの弁当であることが、後日に分かった。

 4月には、釈迦の誕生を祝う花祭りが寺婦人会の主催で行われた。毎年の行事であり、総代も参加することは総代会の引継ぎ書にもあったので出席した。 
 しかし開始時間が例年と異なったことなどの連絡が寺婦人会から無かったので、開始時間まで例年通りに総代会を行った事と齟齬を来たした。毎年のこととて、本来寺婦人会が総代会を招待の形にして通知をよこす事などが、何時の時期からか割愛されたと推測された。

 政治の裏金問題も、資金の意味を考えなくなった議員によって長年引き継がれてきたのであろう。該当者の多くが釈明をしていないのは、従来の慣例に対して、その意味をよく理解し、考えることをしなかったためであると考えられる。
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