気になること

視点を変えて、近頃気になること

地方自治の危機(追記47)園児の列に車

2019-06-02 21:20:19 | 地方自治
 令和を迎えたばかりの5月9日の新聞には、「信号待ちの園児の列に車が突っ込み、2人死亡、1人重態」という目を覆いたくなるような交通事故のニュースの横に、「T社2019年3月期売上高30兆円。年間の売上高が30兆円の大台を超えるのは国内企業で初めて」という記事が並ぶ。

 そもそも、か弱い人間のすぐ横を、大きな鉄の塊が猛スピードですり抜けていくのは異様としか言いようがない。生活には便利な自動車なので、必要悪として容認されてきたが、自動車会社は何も言わないのではなく、対策を考えなければならない。完全自動運転車より先に、右折の車と対向車線の直進車の衝突を避ける装置を開発すべきである。

 私の地域でも、自分の事しか考えない車の運転手は、自転車など眼中にない。たとえば、用事で入った駐車場から歩道を横切って車道へ出る場合、混みあった車道に割り込むことに捉われるあまり、歩行者や自転車は見ても見えない心理状態となる。

 混み合っていない場合でも、明らかに速度違反で飛ばして来るクルマが多いため、路地からメイン通路に出るのにタイミングが合わないことも多い。

 私の地域の長野県警察は、取り締まりやすいためか、「一時停止違反」を一生懸命取り締まっている。警察官が隠れていて、見通しの良い交差点でも完全にストップしない車に違反切符を切っている。

ノルマをこなすためかも知れないが、過日は原付バイクで通行中、見通しがよいところの交差点で左折するのに、当然減速しないと曲がれないので停止寸前まで減速して曲がった。その途端、隠れていた警察官に違反切符を切られた。しかもその上どういう理由か、隠してあったパトカーに乗れという。乗った途端にチャイルドロックが掛かり、閉じ込められ,さすがに恐怖を覚えた。乗せておいて、警察官はどこかと無線で長々と話をしていた。

 ほとんどの車は、道路標識の最高速度を超えて走っている。園児に突っ込んだ車もスピードを出していた。警察は、取り締まり所を間違えている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする