曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

ディの納涼祭

2019-08-26 | 良い加減介護

夫がお世話になっているディサービスの夏祭りに行って来ました。 夕方の涼風が吹き始めた頃から会場では施設特製のお神輿が繰り出して雰囲気を盛り上げ、舞台では地元有志の方々の味わい深く愉快な新川囃子、施設職員さんたちの元気で楽しい花笠踊りや圧巻のよさこいソーランなどの踊りが繰り広げられ、久しぶりに楽しい宵のひとときを過ごさせていただきました~~ 


           


猛暑の中、舞台づくりや踊りの練習、そして模擬店の運営等々、スタッフの方々のご苦労はさぞや大変だっただろうな・・・という思いと同時に、生き生きと持ち場で動き回るスタッフの方々の姿に頼もしさも感じられました~~ 若い男性のスタッフが多い事にも驚きましたが、彼らがかいがいしく車椅子の利用者さんたちに声掛けしながらお世話をしている姿も微笑ましい光景でした。


            

                            

主に特別養護老人ホームに入所している方々とその家族を対象にした夏祭りでしたが、ディサービスの利用者も参加でき、施設全体の雰囲気も知ることが出来ました。 何より、デーサービスのスタッフの方々が夫の姿を見つけ明るく声掛けして下さったことに心からホッとしました。 

昨年通っていたデーサービスの夏祭りとは大違いの温かい雰囲気で、去年のその施設は夏祭りでの対応(夫への声掛けなし)と施設での夫の不適応傾向がみられたことで、即刻契約解除した苦い経験があります。 

『施設も介護職員も当たり外れがある』・・とブロ友さんや介護者の集いのメンバーに慰められ、『市内に38か所あるディサービスの中に、きっとご主人に合うディサービスが見つかると思う。 根気よく探しましょう。』と包括支援センターの担当者の方々に励まされ、市の担当者が紹介して下さった新たなケアマネさんが紹介してくれた2つ目のこのディサービスに出合えたのでした~~ 約半年の面倒な試行錯誤の日々でしたが、諦めないで良かったと思っています・・・

そして・・・驚いたことに、スタッフの中に卒業生がいたのです!! お迎えのバスから降りてきた女性が『あ~やはり先生。 名前(3文判にはないちょっとだけ珍しい名前なのです)を見てもしかしたら・・・と思っていました。 先生あの頃と少しも変っていないですね。』と。 申し訳ないことながら、卒業生に声を掛けられても、担任した子や特に印象に残ることがあった子でなければ、覚えていないことの方が多いのです・・・(m´・ω・`)m ゴメン…  彼女は現在、看護職員として働いているとか。

「主人がお世話になっています。 我儘な人で申し訳ないけれど、よろしくお願いしますね。」と言いながら、世間は広いようで狭い事を実感しました~~  それでも一生懸命記憶の奥をまさぐって(なにせ卒業から20年以上経っているとのことなので)、いつも仲良し2人組でニコニコしていた姿を思い出しました。 

昨日も模擬店のかき氷売り場で汗をかいていて、イチゴアイスを頼んだら、売り場にいた他のスタッフさん達に声を掛けてくれ、みんなでポーズの写真を一枚。 みなさん、どうぞよろしく(´ω`*)ヨロシクお願い致します。

お祭りの終わりは賑やかに打ち上げ花火が夜空に舞いました。 人生の巡り合わせの不思議に思いを馳せながら見上げていました・・・

 

           

                                        

 

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