曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

ついに付いた階段の手すり~~

2018-10-24 | 良い加減介護
『階段に手すりをつけたい? 1階に寝室に使える部屋があるのに、2階を寝室にしている場合は、介護保険で階段をつけるのは、先ず無理だと思う』とは、介護者の集いの折に地域包括支援センターの担当者2名から言われた言葉。 余りに断定的な言われ方だったので、介護財政が非常に厳しい状態にあるのだな・・・と理解して(介護保険料は結構高額徴収されているのに・・・)、自己負担でつけることにしました。 

地元の知り合い業者に頼んで見積もりを取ってもらうことにして、見積り待ちの期間中、月一の訪問日の件でケアマネさんから電話があり、手すりの件を話すと、『あら、介護保険で付けてもらえるかもしれないわよ。ダメモトで申請してみましょう。』と。 

介護者のための悩み相談の窓口になっている市の包括支援センターの担当者がまず無理だ、と言っているので、申請許可になる可能性は余りないのでは・・・と思いつつ、地元業者に事情を話し、ケアマネさんにお任せすることにしたのです。 それが・・・なんとラッキーなことに話はトントン拍子に進み、『おめでとうございます。 手すりの件認可されました。』と、ケアマネさんから思いがけない嬉しい連絡が入り、びっくり!! 

そして、打ち合わせもスムーズに進み、先週希望通りの手すりがつきました。 元々付いていたと思えるほど、我が家に馴染んだ手すりが階段の上り下りに役立ってくれています。 工事担当者の話によると、申請が認可されるためには、ケアマネさんの書く申請書が大いに物を言うのだそうです。 ケアマネさんに感謝、感謝です

通勤していた頃の夫は身が軽く、上野や銀座の駅の長い階段を身軽に駆け上ったり、下りたりしていたのに、今では、毎日の夕方の散歩はいつも私の後ろをゆっくり歩き、階段は手すりを両手で持たないと、心もとないのだそうです。 二人のお気に入りの「風土記の丘」も下りの道は支えが必要ですが、なんとか少しでも長く一緒に小径の散策を楽しみたい・・・と願っています。 
コメント (2)