キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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あいつが帰ってくる

2008年11月14日 | 映画
こないだ映画を観に行ったら劇場に、ババンと「SAW 5 ソウ 5」のポスターが貼ってあったんだけど、

「ジグソウの野郎、死ぬ死ぬ詐欺かよ!」と思ったのは私だけではないハズ。

だって1作目から死ぬ死ぬ言ってて、もはや5作目ですよ。
十分長生きしてるっつーの。
体丈夫やん、つーの。

あれだね、どうせそのうちジグソウもジェイソンみたいな世襲制になるね。

んで、そのうち絶対、ジグソウV.S.フレディーとか、ジグソウV.S.プレデターみたいな映画が作られるね。

うん、間違いない!(長井秀和 元気かなぁ)

「恋愛睡眠のすすめ」

2008年11月13日 | 映画
「エターナル・サンシャイン」「僕らのミライへ逆回転」のミシェル・ゴンドリー監督作品。
ケーブルテレビのビデオソフトの予告編が面白そうだったので鑑賞。
・・・っていったって、観たのはずいぶん前だったりしますが。

「エターナル・サンシャイン」同様、不思議な世界観、空気感を持つ作品です。
甘さと、痛みと。
独特の乾いた笑いと。

うーん、しかし、ストーリーがあまりにも退屈・・・。

作中出てくる、ちょっと日比野克彦チックな段ボールアートのストップモーションアニメのクォリティーは、やたらめったら高いのですが・・・。
いっそのことミュージックビデオのように、アニメの部分だけショートフィルムとして観たかったかな。

似てる

2008年11月13日 | 雑感
エレファントカシマシの宮本と鳥居みゆきは同じニオイがする。

どっちもイっちゃってるんだけど、でも演技も入ってるよな~、でも演技も入ってるけど、やっぱりイっちゃってるよな~って感じが。

ちなみに、個人的に鳥居みゆきの方が「演技感」が強い。
素は結構、空気読める人だと思う(笑)。

「イーグル・アイ」

2008年11月13日 | 映画
「イーグル・アイ」 オフィシャル・サイト
(音量注意!)
それにしてもなんてイカシたトレイラーでしょうか。
今年の勝手にマイアカデミー賞、「予告編の魔術師」賞は、「イーグル・アイ」でキマリですね。
これが、TVで何度も流れるのを見て、絶対にこの映画観ようって思いましたもの。



以下、ネタバレ全開です。ご注意下さい!



正直、ストーリーにあまり新味はありません。
が、私は巻き込まれ型サスペンスが大好きなので、大変楽しめました。
特に、主人公のジェリーが電話で指示され始めてからは、ずーっとドキドキしっぱなしの展開で、「少し休ませてくれよ」と思うくらいのノンストップ・ローラーコースター・ライド状態でした。

「電話の女が実は○○○○○○ってどうよ?」
「今は2001年じゃなく、2008年だぜ」
・・・等々のご意見もあるでしょうが、まま、いいじゃあないですか。

この作品にったった一つ駄目出しをするとするなら、ジェリーの亡くなった双子の兄との思い出をもっときめ細かく描いて欲しかった、かな。
そうじゃなければ、何故ジェリーが命を賭してまでテロを阻止しようとするかの動機が薄い。
レイチェルは、息子を人質にとられているから、逃げることが無理なのは納得できるんですが。
クライマックスに、兄との回想シーンなどが挟まれば、より大きな感動に包まれたかも。

それにしてもジェリーってば、コピー屋の店員さんにしては体動きすぎ!
兄ちゃんと同じく、士官学校に進んだ元軍人だけどドロップアウトした、なーんていう設定の方が、リアルだったかも。

シャイア・ラブーフ、カントリー・ボーイ然とした風貌だったのに、ずいぶんと垢抜けてカッコよくなりましたねぇ。

まあ、この映画で実は何気に一番カッコよくてオイシイ役は、ビリー・ボブ・ソーントンだったりしますが。

馬とジョン・ウー、そして黒澤

2008年11月11日 | 映画
ジョン・ウーといえば“鳩”ですが、2008年11月以降は考えを改めました。
ジョン・ウーといえば“馬”です。


それくらい「レッドクリフ」の騎馬戦は素晴らしかった!
今、地上二番目にすごい騎馬戦が観れるのはこの映画です。
一番目は何かって?
それはもちろん、「七人の侍」に決まってます。

なんでも中国には撮影用に訓練された馬はいなくて、馬を訓練するところから始めたとか。
もちろんSFXも使用しているんでしょうが、人馬入り乱れての騎馬戦は大迫力。
かつてこれほどのスケール、これほどの迫力の騎馬戦をスクリーンで観た事がありません。


「撮影中に何度も『七人の侍』を観返して勉強したよ」 byジョン・ウー (映画秘宝 11月号より)

「レッドクリフ」 キャストの素晴らしさ

2008年11月10日 | 映画
「レッドクリフ」はキャストが素晴らしい。
以下はwikiの「レッドクリフ」の項目から拝借。
Part1では、周瑜:梁朝偉(トニー・レオン)が主役のような扱いでした。

【呉】
孫権:張震(チャン・チェン)
周瑜:梁朝偉(トニー・レオン)
魯粛:侯勇(ホウ・ヨン)
黄蓋:張山(チャン・シャン)
甘興(甘寧をモデルにした架空の人物):中村獅童
孫尚香:趙薇(ヴィッキー・チャオ)
小喬:林志玲(リン・チーリン)
孫叔才(架空の人物):佟大為(トン・ダーウェイ)
老漁夫:馬精武(マー・チンウー)

【蜀】
劉備:尤勇(ヨウ・ヨン)
張飛:臧金生(ザン・ジンシェン)
関羽:巴森扎布(バーサンジャブ、別名・巴森 = バー・セン)
諸葛亮(孔明):金城武
趙雲:胡軍(フー・ジュン)
糜夫人:何音(フー・イン)

【魏】
曹操:張豊毅(チャン・フォンイー)
孔融:王慶祥(ワン・チンシアン)
華陀:謝鋼(シェ・ガン)
夏侯雋(夏侯淵をモデルにした架空の人物):胡暁光(フー・シャオグワン)
驪姫(架空の人物):宋佳(ソン・ジア)

【その他】
献帝:王寧(ワン・ニン)




物語の要、蜀チーム(笑)は本当にイメージ通り。
特に白馬にまたがりダイナミックな殺陣を披露する、趙雲:胡軍(フー・ジュン) がカッコよかったです!

ほかに印象的だったのは、まこと「傾城(けいせい)の美女」と呼ぶにふさわしい、小喬:林志玲(リン・チーリン)の美しさ。

甘興(甘寧をモデルにした架空の人物):中村獅童もバッチリはまってて、同じ日本人として誇らしく感じました。

「レッドクリフ」 Part Ⅰ

2008年11月10日 | 映画
「レッドクリフ」 オフィシャルサイト
音量注意!


素晴らしかった!
劇場で観てよかった。
体調がイマイチだったから合戦ものは厳しいかと思ったけど、あまりの面白さに観終わったら気分も良くなった(笑)。

「男たちの挽歌」以来のジョン・ウー・ファンとしてみれば、あの「三国志」の赤壁の戦いをジョン・ウーが映画化と聞けば、そりゃぁ、観ずにはいられまいて。

どこから褒めたらいいのか・・・。
総論やキャストやアクションの魅力は後ほど詳しく述べるとして、特筆すべきは美術・衣装デザイン:ティム・イップの素晴らしさ。
古典的でありながら非常にモダン。
モダンでありながら古典的。
個人的にワダエミよりも好きかも。
(最高の褒め言葉)

この映画を一つの動く芸術品としているのは彼の功績によるところが大きい。
あの水墨画の中の人物のような、流れるような細身のラインの着物ばかりでなく、女性の付ける耳飾であったり、男性が刀を腰からつるす緒(お)であったり。
鎧兜や、盾、槍、刀などの武具、幟(のぼり)、諸葛孔明が一種の軍配として持っている羽の扇にいたるまで・・・。
それはもう、透徹された美意識の塊。

まさか三国志の映画を観て、真っ先に美術を褒めることになろうとは思わなかった。
それくらい素晴らしい。

ベルトルッチの「ラスト・エンペラー」にだって、一歩も引けをとらない、と思う。

「急患断らぬ」貫き25年 千葉・柏の病院の医師確保法

2008年11月07日 | ニュース
「急患断らぬ」貫き25年 千葉・柏の病院の医師確保法

素晴らしい!!
この病院の方針は、人間心理というものをよく知悉(ちしつ)している。
この病院をモデルケースとして、志の高い医師が安心して仕事に専念でき、結果、患者が質の高い医療を受けられる病院が日本中に広がってくれればいいのに。

手厚い福利厚生があれば、そこで働く人の仕事の効率も上がるだろうし、十分な休暇をとっていれば、医療ミスだってグッと減ると思う。

梅田ひき逃げ、殺人容疑22歳男逮捕 「無免許、飲酒」

2008年11月06日 | ニュース
梅田ひき逃げ、殺人容疑22歳男逮捕 「無免許、飲酒」(朝日新聞) - goo ニュース

犯人が捕まって本当に良かった。
警察関係者の方はご苦労様でした。
ご遺族の悲しみと苦しみが犯人逮捕によって、ほんの少しでも軽くなることを衷心から願います。


【3kmひきずり事件】 鳥越俊太郎「(犯人は)根っからの悪人ではないと思う」

とりあえず、鳥越俊太郎は根っからの馬鹿だと思う。
体制批判さえしてれば、善。
警察批判の俺、カックイイ!・・・ってか。

車のタイヤが石を踏んだり枯れ枝を踏んでもはっきり判るのに、人間を3kmも引きずってて気付かないわけないじゃん。
この犯人はとんでもない悪人だよ。

アメリカ初のアフリカ系(黒人)大統領誕生

2008年11月06日 | ニュース
ついにバラク・オバマ氏が第44代アメリカ大統領に。
アメリカ初のアフリカ系(黒人)大統領誕生。
「21世紀来(きた)る!」って感じですねぇ。

「目標の地点に必ず到達する」 オバマ氏勝利演説要旨

たいへん感動的なスピーチです。
後で英語原文を探してみよう。

ただ、彼の政治的手腕はいまだ未知数。
昨日の報道ステーションを見た限りでは、日本としては手放しで喜んでばかりもいられない状況です。

著作権ビジネスの不透明さ

2008年11月05日 | ニュース
「泥酔論説委員の日経の読み方」より、小室哲哉・音楽プロデューサー、5億円詐欺容疑逮捕への記事。

>「著作権ビジネス」は契約書一枚でやり取りされ、相対の権利移動が外部から確認できない

被害者も10億円というデカい買い物をするのに、一体全体何で小室哲哉の楽曲の著作権について詳しく調べなかったのか、という疑問があったんですが、こういった背景もあったんですね。