キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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「恋愛睡眠のすすめ」

2008年11月13日 | 映画
「エターナル・サンシャイン」「僕らのミライへ逆回転」のミシェル・ゴンドリー監督作品。
ケーブルテレビのビデオソフトの予告編が面白そうだったので鑑賞。
・・・っていったって、観たのはずいぶん前だったりしますが。

「エターナル・サンシャイン」同様、不思議な世界観、空気感を持つ作品です。
甘さと、痛みと。
独特の乾いた笑いと。

うーん、しかし、ストーリーがあまりにも退屈・・・。

作中出てくる、ちょっと日比野克彦チックな段ボールアートのストップモーションアニメのクォリティーは、やたらめったら高いのですが・・・。
いっそのことミュージックビデオのように、アニメの部分だけショートフィルムとして観たかったかな。

似てる

2008年11月13日 | 雑感
エレファントカシマシの宮本と鳥居みゆきは同じニオイがする。

どっちもイっちゃってるんだけど、でも演技も入ってるよな~、でも演技も入ってるけど、やっぱりイっちゃってるよな~って感じが。

ちなみに、個人的に鳥居みゆきの方が「演技感」が強い。
素は結構、空気読める人だと思う(笑)。

「イーグル・アイ」

2008年11月13日 | 映画
「イーグル・アイ」 オフィシャル・サイト
(音量注意!)
それにしてもなんてイカシたトレイラーでしょうか。
今年の勝手にマイアカデミー賞、「予告編の魔術師」賞は、「イーグル・アイ」でキマリですね。
これが、TVで何度も流れるのを見て、絶対にこの映画観ようって思いましたもの。



以下、ネタバレ全開です。ご注意下さい!



正直、ストーリーにあまり新味はありません。
が、私は巻き込まれ型サスペンスが大好きなので、大変楽しめました。
特に、主人公のジェリーが電話で指示され始めてからは、ずーっとドキドキしっぱなしの展開で、「少し休ませてくれよ」と思うくらいのノンストップ・ローラーコースター・ライド状態でした。

「電話の女が実は○○○○○○ってどうよ?」
「今は2001年じゃなく、2008年だぜ」
・・・等々のご意見もあるでしょうが、まま、いいじゃあないですか。

この作品にったった一つ駄目出しをするとするなら、ジェリーの亡くなった双子の兄との思い出をもっときめ細かく描いて欲しかった、かな。
そうじゃなければ、何故ジェリーが命を賭してまでテロを阻止しようとするかの動機が薄い。
レイチェルは、息子を人質にとられているから、逃げることが無理なのは納得できるんですが。
クライマックスに、兄との回想シーンなどが挟まれば、より大きな感動に包まれたかも。

それにしてもジェリーってば、コピー屋の店員さんにしては体動きすぎ!
兄ちゃんと同じく、士官学校に進んだ元軍人だけどドロップアウトした、なーんていう設定の方が、リアルだったかも。

シャイア・ラブーフ、カントリー・ボーイ然とした風貌だったのに、ずいぶんと垢抜けてカッコよくなりましたねぇ。

まあ、この映画で実は何気に一番カッコよくてオイシイ役は、ビリー・ボブ・ソーントンだったりしますが。