言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

弥生の雪

2008年03月05日 | Weblog
3月に降る雪は何となく切ない。
今年最後の雪になるのかなとか、
思いながら窓の外を眺めるのが、
優しい切なさを募らせていくの。

あなたが消えたのは名残雪の頃。
私が再び歩き出したのも、そう。
ちょうど一年後の名残雪の頃で、
だから弥生の雪は切なさだらけ。

春を目指す素敵な季節だけれど、
私には切なさの方が強いのです。